木々が色付き、「秋だなぁ・・・。」なんて思っていたら、
師走の声を聞く前に、北風とともに冬がやってきました。
日中は日差しがあれば暖かいけれど、
風の冷たさに、肌をなでられるとぞぞっと寒気がしてしまいます。
そんな中、先週お休みをいただいてソウルに行ってきました。
先週は初雪が降ったソウル。
でも、その後はとても暖かくて過ごしやすかったのですが、
週末にPM2.5の大襲撃にあい、目も鼻もぐしゃぐしゃになってしまいました。
空も霞がかって、よく見えません。
朝、高層ビルの上のほうが見えないときは、さすがに怖いと思いました。
普段、マスクをかける習慣のまったくないソウルの人たちが、
マスクをしている姿をちらほら見かけ、
「今日はPM2.5が、大量に流れてきているらしい。」と、
彼らの口からきいて、そのすごさを実感。
春に日本で話題になっていたとき、
韓国では知っている人がいなかったくらいのPM2.5。
大陸続きで、影響がないわけがないと思っていました。
ともかく、なるべくマスク着用ではいたけれど、
洋服や髪の毛についたPM2.5が、室内も浮遊していて、目と鼻のどを直撃。
咳と鼻水が止まらなくなって、ようやく今日あたりから収まってきたところ。
私は喘息も持っているので、発作も出掛かって、こわかったです。
恐るべし!高濃度PM2.5。
羽田に着いたときのクリアな青空のなんとうれしかったことか。
でも、日本が落ち着いたかと言うとそういうわけではありません。
偏西風や季節風に乗って、相も変わらずPM2.5は降り注いでいます。
今年は特に移動性高気圧が張り出しているので、
それが落ち着く12月までは注意が必要です。
PM2.5予報によると、西日本を中心に来週多くなりそうだと言うことです。
PM2.5によって起こる症状は、「目の痛み」「のどの痛み」「気持ちが悪い。」「鼻が出る。」
など、アレルギーによって起こる痛みと似ているので、区別がつきにくいです。
また重症感染を起こすと、呼吸器系を介して肺や気管支に入り込んで、
人体に悪影響を及ぼすと言われています。
巷では、大気汚染だけでなく、そろそろインフルエンザの声も聞こえてきましたし、
そのほかのウイルスも蔓延していますから、
引き続き、マスク着用で、外から帰ってきたら手洗いうがいをすることが大切ですね。