2014年7月11日金曜日

夏風邪注意!

台風ただ今通過中。
でも風も雨もなく、ただただ暑い東京です。




昨日先生が、無事ドイツに出発され、
今頃は、月曜のW杯決勝に燃えるベルリンについているはず。
しばらくは、ドイツと日本の二元活動になりますが、宜しくお願いします。






 
さて、日本をなめるように北上中の台風。
午後からは熱帯低気圧に変わるようですが、梅雨前線の影響もあり、まだ気が抜けません。
天候の変動にまだまだ翻弄されそうです。
急激な気圧の変動で、頭や身体が重く感じる方も多いでしょう。
この不調は今だけですから、とりあえず無理に動かないで通り過ぎるのを待ちましょう。






蒸し暑く、食欲もあまり湧かないけれど、
だからと言って冷たいものや水分の多いものばかり食べると、
湿気と冷えがおなかに負担をかけてしまいます。




今、巷では、ウイルス性胃腸炎やアデノウイルス、手足口病などの夏風邪が流行中。
どのウイルスも、普段はあまり強いウイルスではありませんが、
こういう天候で、体が弱った時に感染しやすいものです。




大人でも感染します。


もし、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭なら、
目がかゆくなったり、軽い下痢や腹痛などがあるときは、
タオルを別にするほうがいいでしょう。


逆にお子さんが感染した場合、看病中にお子さんから感染して、
ひどい目に合っている親御さんの話をよく聞きます。


弱いウイルスでも、大人から子供への感染よりも、子供から大人への感染のほうが、
症状がひどい場合が多いです。


特に手足口病、アデノウイルスは、最近の様子を見ていると、ひどくなる傾向があるようです。
看病するときも、こまめな手洗いをして、
お子さんの口を付けたものなどに口を付けないなど、
自己予防を心がけましょう。

2014年7月5日土曜日

湿気が入ったら

不安定な天気が続いています。
ここのところ、雨が遠ざかって洗濯物が乾いてうれしかったですが、
昨日九州を襲った雨がただ今こちらに流れてきているようで、
これからの雨が心配です。


そんなわけで、今日はいきなり最高温度24度という肌寒い1日になりそうです。
それでも湿度は80%越えなので、ジメジメと肌にまとわりついて、
実気温よりも暑く感じるかもしれません。
でも、この肌にまとわりつく湿気が、
空調や外の風や冷えを取込んで一緒にまとわりつくので、
とても身体が冷えやすくなっています。
しかも、汗を掻いてもなかなか乾かないので、それをさらに助長します。


肩を露出すれば、肩に冷えと湿気がまとわりつき、肩の痛みを引き起こし、
腰を冷やせば、ぎっくり腰などを引き起こし、
おなかに入れば、下痢やウイルス性の胃腸炎になりやすくなったりします。


この時期の痛みは、じくじくとしつこいですから、
なるべく湿気を取込まないようにしたいものです。


それでももし、入ってしまったら。
ともかく温めてあげることが一番です。
「ペットボトル湯たんぽ」は、前からおすすめしていますが、
冷えた場所にタオルを当てて、お湯を入れたペットボトルの底をその部分に当てると、
お灸に近い効果が得られます。


昨夜、雨が降り始めて急に肌寒くなっているのに、
出先で冷たいジュースを出されて、断れず飲んでしまい、
しかもそのあと、家でついうたた寝をして身体を冷やしてしまったら、
今朝、案の定ごろごろ(涙)


そこで、おなかにタオル敷いて、
お湯を入れたペットボトルの底をおへそに熱くなるまで当てると、
何とか痛みも和らぎ、落ち着きました。


ついつい、冷たいものを食べてしまっておなかがゴロゴロとなる人も多いでしょう。
そんなときは、こんなふうにするといいですよ。
ただ、おへそのお灸は刺激が強いので、
お子さんにするときは、
おへその上(チュウカン)と下(カンゲン)を温めたほうがいいでしょう。