2013年1月18日金曜日

インフルエンザがやってきた

年が明けるとともに、ノロウイルスの声が小さくなったかと思ったら、
日曜日の突然の雪とともに、インフルエンザになったと言う声が大きくなってきました。
1~2月はインフルエンザ発症が例年ピークを迎える時期。
1月も半ばを過ぎ、今年もインフルエンザの季節がやってきました。

今年の流行状況は、今のところはA香港型が多く検出されているようです。
しかし、一般の風邪もかなり流行っていますから、
インフルエンザなのか、風邪なのか、判断が難しいですね。
病院にいけば、インフルエンザの検査をすることもできますが、
検査は一般的に発症してから24時間以上経過しないと検知できないといわれていますが、
実際はもっと時間が経過しないと出ないこともあるようです。
ですから陰性が出ても、インフルエンザではないと断定されたわけではないので、
経過観察が必要です。

インフルエンザは、1月18日現在、注意報レベル
(今後4週間以内に大流行する可能性があるレベル)
に達した都道府県が、東京、愛知、福岡など、20都道府県に達したとのことです。

インフルエンザは、感染してから通常1~2日で、突然かつ急激に症状が出ます。
その症状は、38度以上の発熱、悪寒、倦怠感、
頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が強く、
普通は熱が下がってくると、のどの痛み、鼻水、咳などの風邪症状が出てきます。
しかし、風邪との複合型も結構あって、その場合はのどの痛みなどが先に出たりします。
また、胃腸風邪との複合体の場合は、嘔吐などの症状が出たりします。

症状の出方はそれぞれ違うので、
この時期に熱が出たら、インフルエンザを疑うのが正解でしょう。

インフルエンザウイルスは、患者の咳やくしゃみによって空気中に浮遊し、
また、人の往来する場所のドアノブや、カーテン、電車やバスの手すりなどに付着して、
3時間以上生き続けるため、感染しやすい状況になります。
ですから、なるべく人ごみには出ないようにして、
外出したら手洗いとうがいを徹底することが、感染を予防する有力な方法だと言えます。

インフルエンザの予防には、前にも書きましたがエキナセアが有効です。
病院ではタミフルなどのインフルエンザ薬を処方されますが、
そういうものを飲む場合は、ハーブは飲むのを一時中断してください。
(薬とハーブで効果が相殺されてしまうため)

しかし、薬を使っても使わなくても、ウイルス感染は通常4~5日で終結します。
それらの類の薬を使いたくない方は、
エキナセア(免疫力を高める)にプラスして、エルダー(抗炎症作用)を飲むとよいでしょう。

インフルエンザの薬の飲み方については、前回、詳しく説明していますので、
そちらもあわせてご覧ください。

「インフルエンザに罹ってしまったら」
http://maumu-mokumoku.blogspot.jp/2012/01/blog-post_27.html

もし家庭で患者さんが出たら、前回ご紹介しました消毒水で消毒するといいと思います。
(ペットボトル消毒水:500mlのペットボトルの水に、塩素系ハイターキャップ4分の1を入れる)

そして水分補給には、OS1をお使いください。
(水1ℓに砂糖40g(大さじ41/2)、塩3g(小さじ1/2))

大椎と言うツボは、体表のバリアを高めて
「外部からの刺激」(風邪や寒さ、暑さなど)から身体を守る作用があります。
大椎は、首を前に曲げたときに、首の付け根の一番飛び出る大きな骨の下のくぼみです。

風邪やインフルエンザで悪寒がしたときなどはもちろん、
予防のためにタオルやマフラーを巻いて守ったり、
ホッカイロなどで温めるのはお勧めです。








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