2013年1月25日金曜日
新しい仲間です
こんにちは。
寒い日が続きますが、治療院では患者さんからめでたいお話がたくさん届いて、
うれしい限りです。
「安産でした。」「母子ともに元気です。」と言う声を聞くと本当にうれしく思います。
そして、うちの治療院でも、ついに新しい家族が増えました。
ふふふ、かわいいでしょう?
少し早めに生まれたので、ちょっと小さめのボクですが、母子ともに元気元気で、
おっぱいをたくさん飲んですくすくと育っております。
これからどんなやんちゃくんに育つのか、みんなで楽しみにしています。
妊娠や出産中は、拮抗するホルモンがくるくると切り替わるため
お母さんの身体はバランスを崩しがちです。
しかも妊娠出産による体力の消耗はもちろんのこと、
その後すぐおかあさんは、おっぱいを生まれたばかりの赤ちゃんに与えなければなりません。
そのおっぱいは、お母さんの骨や血液から作られています。
一人の子どもを生み育てるということは、ある意味命がけといえるでしょう。
本当にお母さんてすごいですよね。
三陰交と言うつぼは、足のうちくるぶしの上、指4本分のところにあるツボで、
妊娠出産に必要なエネルギーが流れる3つの経絡が交わる場所です。
そのツボを刺激すると、そのエネルギーのバランスが整えられ、女性にはとても大切なツボです。
妊娠5ヶ月を過ぎたころからそこに「安産灸」と言うお灸をすえるのですが、
妊娠の安定期にはいる中期から出産まで、そこにお灸をすると、
身体のめぐりがスムーズになり、めまぐるしく変わる出産時のホルモンにもしっかり反応できる
母体を作ることができます。
安産灸をした妊婦さんは比較的、短時間に、でも短すぎないちょうどいい分娩になります。
また、出産後のいわゆる「産後の肥立ち」もよく、健やかに育児に向かうことができますから、
この安産灸をぜひお勧めしています。
また、自分自身でお灸を据えるその時間は、赤ちゃんとの絆を深くしますから、
母子ともに、穏やかに出産を迎えることができるでしょう。
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