今年もよろしくお願いいたします。
お正月も明け、来週は成人式。
大人になる方はもちろん、お父さんお母さん方も、
20歳まで立派に育て上げた自分たちのために、お祝いをしてくださいね。
さて、行事の多かった年末年始。
ご馳走もたくさん食べて、胃腸も少々お疲れ気味。
胸焼けや胃もたれがあったり、身体がむくみ気味だったりしませんか?
体重が増えてしまった人も多いでしょう。
胃は、わりと自虐的な内臓で、疲れたり具合が悪くなると、胃の中に熱を持ち、
胃酸が増加するので、たくさん食べたくなります。
しかし、胃酸は出ますが、消化してエネルギーに変える力がないために、
胃酸も食物も胃に滞留したままになるので胃酸で胃壁を傷つけ、
水分も滞らせてしまうので、身体がむくみやすくなります。
ですから、食べ過ぎているはずなのに、
「食べても食べてもおなかがすく。」「いつも食べないのに、たくさん食べている。」
というときは、逆に食べる量を気をつけなくてはなりません。
特にお子さんは、風邪を引く前など体調を崩す前に、
そういう症状がでやすいので、注意が必要です。
こういう場合は、もちろん胃腸を休め疲れを取ることはもちろんですが、
胃の熱を下げて、滞ったものを流すように促してあげることが必要です。
白菜、セロリ、きゅうり、こんにゃくは、熱を下げて便通をよくします。
また、大根、かぶ、たまねぎ、そば、らっきょうなどは、
滞ったエネルギーを流す作用を持っています。
特に大根は、胃の熱を下げる作用と、
消化を促し、おなかに滞っているエネルギーや水分を、全身に巡らせる効果があるので、
食べすぎて疲れた胃腸にもってこいです。
大根おろしや、なますなど、生で食べると更に効果的です。
ただし、たくさん食べるとおなかを冷やして逆効果になりますから、気をつけてくださいね。
胃もたれなどで胃が重たい、食べるとすぐにげっぷが出てしまうなどの症状のときは、
かぶやれんこんが、胃腸を優しく力づけてくれます。
1月7日に七草粥を食べますが、七草の中にすずな(大根)、すずしろ(かぶ)が入っているのは、
こういうことなんですね。
お正月があけたと思ったら、すぐに日常がはじまり、
ぐずぐずしているとすぐに2月になってしまいそうな勢いですから、
早めにおなかも正常に戻して、今年も元気に過ごしましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿