暑い夏がやってきました。
とはいえ、まだまだ梅雨真っただ中。
べたべたとして蒸し暑い日が続き、こんな日はビールが飲みたいですよね。
ビールは11種類のビタミン、17種類のさまざまなミネラルを含み、
「液体のパン」と呼ばれるほど栄養のバランスが良い飲み物です。
また、ナイアシンは、抹消の血行の改善、動脈硬化の予防、血圧降下作用などの働きがあり、
ホップの渋さには、抗酸化作用、抗菌作用、下痢止めの効果などもあります。
そして、アルコールの作用によって、
身体の緊張を緩め、ストレスによる食欲不振や不眠を和らげます。
東洋医学でも、食欲を促し消化力を高めるj健胃作用、
身体に籠った余分な熱を納め、暑気あたりを解消する作用や、
身体の余分な水分を排出を助ける利尿作用があるとされています。
これだけ書くと、ビールは健康のためにもどんどん飲んでいいように思いますが、
これはあくまでも、適した環境で、適量を摂取した場合です。
ビールは身体を冷やす作用がありますので、
クーラーが効いた部屋など、冷えた場所で飲むと、更に体を冷やしてしまいます。
冷えは、「腎」と言う機能に負担をかけます。
また、強い利尿作用により、弱くなった「腎」を更に損ねてしまうので、
冷え症の方にはお勧めしません。もし飲む場合は、飲み方に気をつけたほうがいいでしょう。
咳やぜんそくがある場合や、疾病のある方は、その症状を助長し、症状が治まりにくくなります。
また、長期にビールを摂取し続けると、「腎」と「心」に大量の負担をかけ、
「ビール心臓」という心臓の拡張や、変形が見られることがあります。
そしてホップに血圧効果作用があっても、アルコールが気を上昇させることにより、
血圧効果作用が発揮されないうちに、アルコールの悪影響が出る恐れもあります。
また、アルコールを大量に、長期に摂取することは、肝臓にも負担をかけることは、
みなさんもすでに良く知っていますよね。
いくら「百薬の長」「液体のビール」と言われても、
こうやって効能を比較すると、諸刃の剣だということがわかります。
薬にするか、毒にしてしまうか。
どうせ飲むなら、取り方に気をつけて、健康に、楽しく飲んでくださいね。
もくもくさん、冷え症&更年期&心身症の私は、♪わかっちゃい~るけどやめられない・・なんて言ってる場合じゃないですね。我が子には、「何回同じこと言わせるの!」っていつも怒ってるくせに。反省・・。
返信削除ビールはスイカと同じ(真夏に適量を)と覚えておきマス。
ありがとうございました。
あらあら、それは大変ですね。
返信削除やめられない気持ちもよ~~~く分かります。
おいしいですもんね。もう、ストレス解消には最高だし。
だから、意識を持って飲んでいただければ、何も言いません。
その後の自分の対処が違うでしょう?
ビールもスイカも楽しくおいしくいただいてくださいね。
ビールのつまみにスイカ最高なのに・・・
返信削除ところで適量っていうのは・・どれくらいですか?(汗)
あら~。それは不思議な取り合わせですね。
返信削除思いっきりおなかが冷えそうです(笑)
量は人それぞれですが、目安としてはお腹が冷えない程度。
スイならひと切れ、ビールなら350ml缶1本て言うところでしょうか?
それが毎日だと摂りすぎですね。
ただ、特にスイカは、身体を冷やす食べ物の王様的存在。
中国では、熱が出た時、解熱剤の代わりに食べるほどです。
暑い夏に食べてくださいね。
くれぐれもクーラーのかかった冷えた場所では食べないでくださいね。