2012年6月22日金曜日

ビールの季節がやってきました

暑い夏がやってきました。
とはいえ、まだまだ梅雨真っただ中。
べたべたとして蒸し暑い日が続き、こんな日はビールが飲みたいですよね。

ビールは11種類のビタミン、17種類のさまざまなミネラルを含み、
「液体のパン」と呼ばれるほど栄養のバランスが良い飲み物です
また、ナイアシンは、抹消の血行の改善、動脈硬化の予防、血圧降下作用などの働きがあり、
ホップの渋さには、抗酸化作用、抗菌作用、下痢止めの効果などもあります。
そして、アルコールの作用によって、
身体の緊張を緩め、ストレスによる食欲不振や不眠を和らげます。

東洋医学でも、食欲を促し消化力を高めるj健胃作用、
身体に籠った余分な熱を納め、暑気あたりを解消する作用や、
身体の余分な水分を排出を助ける利尿作用があるとされています。

これだけ書くと、ビールは健康のためにもどんどん飲んでいいように思いますが、
これはあくまでも、適した環境で、適量を摂取した場合です。

ビールは身体を冷やす作用がありますので、
クーラーが効いた部屋など、冷えた場所で飲むと、更に体を冷やしてしまいます。
冷えは、「腎」と言う機能に負担をかけます。
また、強い利尿作用により、弱くなった「腎」を更に損ねてしまうので、
冷え症の方にはお勧めしません。もし飲む場合は、飲み方に気をつけたほうがいいでしょう。

咳やぜんそくがある場合や、疾病のある方は、その症状を助長し、症状が治まりにくくなります。
また、長期にビールを摂取し続けると、「腎」と「心」に大量の負担をかけ、
「ビール心臓」という心臓の拡張や、変形が見られることがあります。

そしてホップに血圧効果作用があっても、アルコールが気を上昇させることにより、
血圧効果作用が発揮されないうちに、アルコールの悪影響が出る恐れもあります。

また、アルコールを大量に、長期に摂取することは、肝臓にも負担をかけることは、
みなさんもすでに良く知っていますよね。

いくら「百薬の長」「液体のビール」と言われても、
こうやって効能を比較すると、諸刃の剣だということがわかります。
薬にするか、毒にしてしまうか。
どうせ飲むなら、取り方に気をつけて、健康に、楽しく飲んでくださいね。




4 件のコメント:

  1. もくもくさん、冷え症&更年期&心身症の私は、♪わかっちゃい~るけどやめられない・・なんて言ってる場合じゃないですね。我が子には、「何回同じこと言わせるの!」っていつも怒ってるくせに。反省・・。
    ビールはスイカと同じ(真夏に適量を)と覚えておきマス。
    ありがとうございました。

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  2. あらあら、それは大変ですね。
    やめられない気持ちもよ~~~く分かります。
    おいしいですもんね。もう、ストレス解消には最高だし。
    だから、意識を持って飲んでいただければ、何も言いません。
    その後の自分の対処が違うでしょう?
    ビールもスイカも楽しくおいしくいただいてくださいね。

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  3. ビールのつまみにスイカ最高なのに・・・
    ところで適量っていうのは・・どれくらいですか?(汗)

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  4. あら~。それは不思議な取り合わせですね。
    思いっきりおなかが冷えそうです(笑)
    量は人それぞれですが、目安としてはお腹が冷えない程度。
    スイならひと切れ、ビールなら350ml缶1本て言うところでしょうか?
    それが毎日だと摂りすぎですね。
    ただ、特にスイカは、身体を冷やす食べ物の王様的存在。
    中国では、熱が出た時、解熱剤の代わりに食べるほどです。
    暑い夏に食べてくださいね。
    くれぐれもクーラーのかかった冷えた場所では食べないでくださいね。

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