2013年3月1日金曜日

冷えを体から追い出そう。



こんにちは。
3月になりました。
ひな祭りが近いと言うことで、本日の賄いは「ひなまつり」仕様。
いつでも乙女な(笑)スタッフのためのお祝いご膳です。
今日は風が強いけれどぽかぽか春の陽気で、
梅の花もちらりほらりとかわいい花をつけはじめていました。
まだまだ寒さが続きそうな中、ひと時の春を感じることができてほんわかうれしくなりました。

今年の冬は冷え込みが強かったように思います。
冷え性の人にはとても堪えたでしょう。
気温的にはそんなに低かったとは思えないのですが、
多くの人が冷感を強く感じていて、
それは身体の巡りが悪い人が増えているからのような気がします。

不規則な生活、偏食や睡眠不足、多大なストレスに囲まれて、
現代人の体温は本来の平熱よりも低くなっています。
それは、身体の巡りが悪くなっているからです。

巡りを良くするには、運動や睡眠をしっかりとることが必要ですが、
応急処置的には、お腹を温めるといいでしょう。
おなかでは、エネルギーを作り出し、それを身体全体にめぐらせる機能があります。
このエネルギーを使って各臓器が働き、熱を作り出すのです。

お腹が冷えていると、この機能がうまく働かず、エネルギーをめぐらすことができないので、
身体全体の動きも悪くなり、だるさを感じ、動きも緩慢になりますから、
余計にエネルギーも、熱の流れも悪くなり、抹消まで行き渡らないので、
手足が冷たくなってしまうと言う悪循環を引き起こすのです。

ですから今日は、お腹を温め身体の巡りをよくするのに、おススメの鍋をご紹介しますね。

「タッカンマリ」と言う韓国風鳥鍋です。

本来「タッカンマリ」は、鶏を1羽丸々使うのですが、
鶏一羽を手に入れるのは大変だし、骨付きだと食べるのが面倒くさいという方のために、
今回は、鶏のもも肉を使った「なんちゃってタッカンマリ」です。

材料(2~4人分)
鶏もも肉・・・2枚
じゃがいも・・・大3こ
長ネギ・・・2本
しょうが・・・ひとかけ
にんにく・・・2~3かけ
トッポッキ・・・適量
白菜漬けもしくはキムチ・・・1パック

鶏がらスープ(素でOK)
昆布・・・1枚

ポン酢
豆板醤
和からし

①水に鶏がらスープ(素)と昆布、しょうが、にんにくを入れて沸騰させる。
  ジャガイモは皮をむき、太目の輪切りにし、
  長ネギは5センチくらいの短冊切りもしくは斜め切りにしておきます。 

②沸騰した①に、鶏もも肉をそのまま入れて10分ほどゆでます。

③鶏もも肉を取り出しハサミや包丁で一口大に切って鍋にもどす。
 ①で切っておいたジャガイモとねぎ、トッポッキを入れて、更に10~15分程度煮ます。

④お好みで白菜漬け、辛い鍋が好きな人はキムチを入れてひと煮立ちで、できあがり。
 ポン酢に豆板醤、和がらしをお好みで加えて、つけていただきます。
 もし細めのにらがあったら、散らして食べるとおいしいです。

⑤締めは、うどんかラーメンがおすすめです。

食べるのが面倒くさくなければ、骨付きを使うといい出汁がでます。
手軽に食べるならもも肉がおススメですけど。
大きなお肉をゆでて、後から切るほうがお肉は柔らかいです。

鶏肉、しょうが、にんにく、長ネギは、身体を温め、血をめぐらします。
じゃがいもはおなかを元気にし、白菜はお腹の調子を整え、熱がこもるのを防ぎます。
そして、キムチや漬物の醗酵食品は、胃腸の動きを助けますから、
冷えが体に残って、いつまでも寒さが取れない今の時期に、
お腹を効率よく温め、身体の巡りを浴するのにとてもいい料理といえます。

食べれば身体はぽかぽか。
おいしく元気になれますよ。


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