8月になりました。
夏もいよいよ盛りで、せみも盛大に宴を催しております。
それなのに、梅雨も明けてずいぶんたつのに、梅雨のころよりも雨模様。
突然やってくるゲリラ豪雨もどきのにわか雨に、何度泣かされたことでしょう。
ここのところ、洗濯を外に干すのが怖くて・・・でも、出さずにずっと晴れていたりすると、悔しい・・・。
そんなわけで、今週も湿度も気温もアゲアゲで、クーラーなしでは生活できない毎日です。
ドイツの先生が、少しうらやましかったですが、
なんとあちらもいきなり35℃になったかと思うと、翌日は10℃以上下がったりして、
結構苛酷な環境だったようです。
まあ、湿度はありませんけどね。
先生も、本日帰国です。
成田に着いたら、あまりの湿気に驚くだろうなぁ。
さて、代診期間の最後ですが、
ここのところ、足がつる方がまた増えてきたように思います。
足がつるというと、寒い冬が多いような気もしますが、実は夏のほうが起こりやすかったりします。
引きつれ=筋肉の痙攣は、足に限らず手や指でも良く起こります。
その多くの原因は、ミネラル不足による筋肉の異常収縮です。
東洋医学では、身体を潤す気、血、津液(体液)が不足したり、消耗して、
筋に行き届かないときに、その場所に生じるとされています。
ですから、冷えによる循環不良だけでなく、激しい運動や、疲労、
アルコール摂取、そして暑さなどで体内の水分を消耗してしまうと起こりやすくなります。
特に熱中症の前などにも起こりますので、注意が必要です。
対処法としては、軽く温めてマッサージなどで筋を緩めるといいでしょう。
水分を十分に取ることも忘れずに。
また、ふくらはぎの緊張を緩めるために、膝の下にクッションなどをおいて、
膝を曲げると予防できます。
また、骨盤のゆるみが生じると、足の筋肉が持続的に引き伸ばされた状態になります。
そこで、ふくらはぎは本来の形にもどろうとして、筋肉が急激に収縮すると、起こることがあります。
寝ているときや、水の中にはいっているときなど、足が地に着いていないときに起こる現象です。
また、妊娠中は骨盤が開くので、同じ現象が起こります。
こんな時は、寝たまま足の裏で床や壁を強く押してみると、
筋肉は収縮しきった状態から開放されるので、引きつれが収まります。
また、引きつれを起こしている筋肉の真ん中を紐などでぎゅっと縛っても、
引きつれから開放されます。
今の時期は、外は暑いし、部屋の中はクーラーなどで冷えてしまうので、
筋肉の消耗も高いので、より注意が必要です。冷え対策としては薄手のレッグウォーマーがおすすめです。
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