昨日立春を迎え、暦の上では春です。
太陽の動きとともに、自然界に陽気(プラスのエネルギー)が少しずつ上昇して、
それとともに人の身体も、休息期から活動期に入るための準備が始まりました。
まだまだ寒くて、身を震わせる日々が続きますが、
春に向けて、健やかに活動できるような身体を作っていきましょう。
前にもお話したように、秋冬は、活動を抑えた休息期。
それが立春を境に、活動期に変わります。
まず、今まで休んでいた機能を動かすために、
今までためていたエネルギーを血で運んで、全身にエネルギーを行き渡らせます。
今までためていたエネルギーを血で運んで、全身にエネルギーを行き渡らせます。
エネルギーを作り全体に運ぶのはおなか(脾)。
エネルギーを含んだ血を、どこにどれだけ運ぶのかコントロールするのは肝。
そして血を流すのは、心。
これらの機能が、フル活動になるため、それの力を補ってあげることが必要です。
薬膳の世界では、身体が切り替わるこの2月、
それらの力を補うためににらを食べると言われています。
エネルギーを含んだ血を、どこにどれだけ運ぶのかコントロールするのは肝。
そして血を流すのは、心。
これらの機能が、フル活動になるため、それの力を補ってあげることが必要です。
薬膳の世界では、身体が切り替わるこの2月、
それらの力を補うためににらを食べると言われています。
にらの効能は、身体を温め、冷えによる痛みやしびれを和らげる働きがあります。
脾、肝、腎を養い、弱い陽気を温め、冬の間に溜まった毒素を解毒し、
末端に滞った血を流して、身体の巡りを助けると、言われ、
また、内臓出血を止める効能もあります。
他にも、消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させ、ビタミンB1の吸収を高めます。
ビタミンC、B1,B2が豊富で、
カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラル成分も多く含んでいますので、
成長期のお子さんや、妊婦さん、中高年の方におススメしたい食品です。
おススメなレシピは、豆腐とにらの卵とじ。
ニラは、卵とあわせると、ビタミンA を多く摂れ、
成人男子に必要な量の90%を賄えます(100グラム食べた場合)
材料
豆腐(絹ごし)、ニラ、豚ばら肉、にんにく、生姜、卵、水、味噌、和風だし、酒
1、ニラは4~5センチくらいに切り、豆腐は好みの大きさに。
にんにく、生姜は薄切り、豚ばらは3~4センチに切ります。
2、鍋に水、生姜、にんにくを入れて火をかけ、
沸騰したら、和風だしと豚ばら肉を入れる。
3、2に少量の味噌を加え、再び沸騰したら豆腐を入れて、中火弱で10分煮る。
4、味噌を更に加えて、味を調え、ニラを全体的に載せてふたをし、
しんなりしてきたら、溶き卵をまわしかけてふたをして、卵が半熟になったら出来上がり。
お好みで、キムチや辛味を入れてもおいしそうですね。
冷え性の方、お疲れ気味の方にとてもおススメです。
まだまだ寒い時期を乗り切るためにも、ぜひお試しくださいね。
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