2014年2月7日金曜日

チョコレートの効能



身体の芯まで冷えてしまいそうな冷たい風が吹いています。
明日は広い範囲で大雪警報も出ていて、
冬真っ只中と言う感じですが、そんな中、梅の花が咲き始めています。
小さな紅色の花が北風に揺られながらけなげに咲いている姿を見ると、
気分的に少しだけ暖かく感じます。

心が温かくなるといえば、来週はバレンタインデー。
最近は、女の子同士で交換するのが流行っていたりしますが、
好きな人に甘いチョコレートを贈るのって、考えただけでも心がほっこり綻びませんか?

さて、そのチョコレートですが。
意外に身体にいいって知っていました?

物の本によると、
チョコレートのポルフェノールは、赤ワインよりもたくさん含まれていて、
血管を広げる作用を持つので、冷え性や、高血圧や血栓を予防し、
改善する効果があるそうです。

また、チョコレートの甘い香りには、集中力を高め、緊張を和らげる効果がありますから、
仕事や受験勉強の合間の間食に最適ですね。
また、ヨーロッパでは寝る前に、よく食べられています。

そしてチョコレートにはカルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などの
ミネラルがバランスよく含まれ、また食物繊維も多く含まれるので、
便通や美容にも効果も期待できます。

驚くべきは、ダイエットにも効果があるっていうこと。
ダイエットの天敵とも言われる代表格のチョコレートですが、
チョコレートに含まれる脂肪は吸収されにくく、
筋肉を作りやすくして、脂肪を抑えると言う実験結果もあるそうです。

とはいえ、板チョコ一枚で、遭難者を救うほどの高脂肪高カロリーのチョコレート。
カカオマスのほかに、生クリームやミルク、砂糖などもふんだんに含まれていますから、
たくさん食べれば、身体にいいものとは言えません。
 
チョコレート会社に勤めている患者さんが、
「チョコレートは太らないけど、ミルクチョコレートは太る。」とおっしゃっていましたが、
それはこういうことなのかな。
摂取量としては、たったの20g。
板チョコなら1列くらいの少量で、充分ポリフェノール効果が得られるそうです。

だから、お気に入りのチョコレート一粒と、飲み物を用意して、
ゆっくり味わいながら、ホッと一息ついたらいかがでしょう。

ちなみに、チョコレートの合う飲み物は、チョコレート専門店のアンケートで、
ブラックコーヒーがダントツの1位でしたが、
ホットミルク、紅茶もなかなかの人気。
でも、チョコレート大国ベルギーのショコラティエの方が言うには、
緑茶か水が一番合うんですって。

チョコレートのとろりとした濃厚な味と甘さは、一粒でも心が豊かになれるもの。
それに身体の芯を温めるような飲み物でブレイクタイムしたら、
チョコレート以上の効果も得られそうです。

特に、これから受験を控えた受験生や、
毎日忙しくて、ストレス満載の方には、いいですね。

ただし、授乳中のお母さんと、アレルギーが出ている方は残念だけどNG。

濃厚なチョコレートの脂質が、おっぱいをつまらせてしまうから。
そして、カフェインは、赤ちゃんを興奮させてしまいます。

また、花粉症やアトピーなど、アレルギーを発症中の方は、
チョコレートの甘味と脂質が、炎症を助長してしまうので、
症状がひどくなってしまいます。

チョコレートの香りは、リラックス効果がありますから、
どうしても・・・と言う方は、チョコレートの香りのアロマなどで楽しんでください。

そして、これはあくまでもチョコレートだけの話で、
チョコレートクッキーやチョコレートケーキには当てはまりませんので、ご注意を。






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