2011年10月28日金曜日

旬の食べ物について

実りの秋、食欲の秋です。
クマが冬眠をする前に、冬を越すためのエネルギーを貯め込むように、
私たちもこれから来る冬に備えて、エネルギーを取り込むために,食欲が増すのは当然のことです。

しかし、昔と違って、今は飽食の時代。
冬になったからと言って、食料が不足する訳ではありません。
ですから、本能の赴くままに食べてしまうと、大変なことになってしまいます。

東洋医学では、元々、食事とは、「生きるためのエネルギーを取り込むこと」です。
ここで言う「エネルギー」とは、生命力、つまり「気」です。
食物の成分や栄養を考える前に、食物とは「自分以外の生命体」の「気」=エネルギーです。
そして、その生命体のエネルギーによって、いろんな性質があります。

夏の食べ物は、夏の暑さを乗り越えるために必要なエネルギーを持っています。
また、秋の食べ物は、これから来る厳しい冬を乗り越えるために必要なエネルギーを持っています。
ですから、「旬の食べ物」を摂ることは、自然界のサイクルを生きるうえで、とても大切なことです。

しかし、今は、季節など関係なく、さまざまな食材が出回っています。
また、四季のない遠い場所の食べ物も、発達した流通のおかげでいつでも食べることができ、
旬の食材が、なんなのか、知らない人のほうが多いような気がします。

おいしいものをいつでも食べられるようにと言う、人間の知恵と技術の集大成なのでしょうが、
自然のサイクルや、身体が必要としているものを無視して、嗜好重視で摂取するのは、
生物としての人間を考えた時に、あまりいいことではないような気がします。

たとえば夏の代表、スイカは、身体の熱を外に出す性質を持っています。
夏の暑い時、身体に籠った熱を外に出すためは、とても効果的な食べ物です。
中国では、スイカは熱が出た時に食べる食べ物だそうです。
すると、発汗や利尿作用が促進されて、解熱を助けてくれます。

それを、寒い冬に食べたらどうでしょう?
身体の中に貯めておかなければならない熱をみんな身体の外に出してしまうので、
身体を冷やしてしまうことになります。

また焼き芋や、おでんの大根、これから寒くなると、とてもおいしいですよね。
根菜は、身体を温める性質を持っています。
だから、熱を身体に貯めておきたい冬には、とてもおいしく感じるのです。
反対に、夏の暑い日には、欲しいと思いません。

「おいしい」という感覚は、本来、食べ物の「気」の性質が、自分の身体に必要かどうか認識するための感覚です。
夏に食べるスイカの味と、冬に食べるスイカの味。
どんなにスイカが好きな人でも、比べた時に、「おいしい」の度合いが違うのはわかるはずです。

嗜好や、栄養学的に必要だと、頭で考えたりせず、
季節によって身体がそのときに本当においしいと思うものを、
必要な分だけ摂ることが、健やかに季節を過ごす秘訣といえます。

2011年10月25日火曜日

心と身体の関係


突然ですが、私は韓流ファンです。
ドラマから始まり、好きな俳優のことを話したり、追いかけたり。
歳がいもないと言われつつも、私は毎日幸せです。
仕事も家事もアップアップの毎日ですが、
それでも元気でいられるのは好きなことをやっているからだと思います。

身体の中には、「気」という、エネルギーの一種が流れています。
身体の中では、いろいろなものが絶えず動いていて、生命を支えていますが、
「気」は、その動きを維持するために必要なエネルギーです。

「血」も「気」も、身体の中で絶えず流れて、各器官の活動を支えています。
ですから流れが止まってしまうと大変なことになってしまいます。
もし流れが滞れば、渋滞した場所は充満によって痛みを引き起こします。
またその反対側は逆に不足することになり、倦怠感や虚弱を訴えます。
そうならないようにするには、絶えずスムースに流れていなければなりません。

「気」は、さまざまな身体の反応に敏感です。
ですから、「気」の動きを良くするためには、いろいろな方向から刺激をすることが必要です。
まずは身体を動かすこと。
そして、「気持ち」です。

嫌々動くのと、楽しい気分でルンルンと動いているのでは、
身体の動きが全然違うのは、もう皆さんご存じでしょう?
ワクワクした気持ちなら、じっとしていても「気」は身体中を巡って行きますし、
身体の方もじっとなんかしていられません。

逆に、嫌だなぁ・・・と思っていると、自然と「気」の流れが滞り、身体に重りがついたように動きません。
動かないから余計に動きたくないし、何もしないのに疲労感がどっぷり。
負のスパイラル突入です。

病は、「気」の滞りが原因なのです。
ですから、毎日をどれだけワクワクする瞬間を持てるかが、
健康でいられるか、病気になるかの分かれ道とも言えます。

楽しい気分だと、自然におしゃべりも弾み、笑いだしてしまうもの。
声を出して笑うと言う動作は、溜まった「気」を入れ換えて、リズミカルな動きを生みだします。
逆に、嫌なことに囲まれて出るため息や緊張は、呼吸を止めて、気の溜まり場を作ってしまいます。

「病は気から」「気の持ちよう」と言う言葉ありますが、東洋医学的には全くその通りです。
同じ毎日を過ごすのも、好きなことを持っているのと、持っていないのでは、まるっきり違ってしまいます。
それに、好きなことを探すって、自分のことを大切にすることなんですよ。
だって、自分の心に関心を持たなければ、探せないでしょう?

自分の心や体の声を聞いて、毎日を明るく楽しく過ごせば、自然と「気」が巡って、身体が活性化します。
特別なことをしなくたって、それだけで5歳は若返りますよ。

ただし、「過ぎたるは及ばざるが如し」。
やり過ぎは、逆に身体のバランスを崩してしまいます。
何事も適度が一番。

・・・と、自分にも言い聞かせて。

2011年10月21日金曜日

幸せいっぱいでした!



女心と秋の空―
なんて詠われますが、本当に秋は天気がコロコロと変わって、振り回されます。

先週末、治療院の同僚Yちゃんの結婚式でした。
先週は、ずっと晴れていたのに、週末から雨の予報。
私は久しぶりに横浜をぶらぶらしてから、結婚式へ行こうと思っていたのに、
雨の予報にすっかり諦めて、久しぶりの土曜休みもなんとなく家事に使ってしまいました(涙)

いやぁ、土曜の朝の天気はすごかったです。
台風が来たかと思うくらい。
強風が吹き荒れ、雨粒が窓ガラスに打ちつけられて。
本当に今日、結婚式ができるのか、心配してしまったほどです。

さて、新郎は雨男、新婦Y ちゃんは晴れ女。
雨男VS晴れ女は、天気予報の段階では完璧に新郎の勝ちでした。
だって降水確率70%だもの。

それが、朝、ものすごい雨と風。
空の上で、雨男と晴れ女が闘っているかと思いました。
そして、結婚式が行われる頃、すっかり雨が上がって暑いほどの天気に(爆)

晴れ女の逆転勝利。
まるでこれからの結婚生活を物語るような天気でした(笑)

いえいえ・・・新婚生活に水なんて差しませんよ~。
お式も2次会も、幸せいっぱい、ラブラブな二人の様子ををお腹いっぱいいただきました。
                                
笑う門には福来る。
明るい2人の周りには、たくさんの友人知人がたくさん集まっていて、
それは二人の人柄によるものなんだなと思いました。

まだこれからの人たちは、うらやましそうな視線。
もうすでに結婚組は、ただただ温かい視線で(笑)

ともかく、明るく楽しい家庭を築いて、幸せのおすそ分けをみんなに振りまいてくださいね。


Yちゃん結婚おめでとう!

2011年10月18日火曜日

インフルエンザの話(3)

インフルエンザにもし、罹ってしまったらどうすればいいのでしょう?
インフルエンザは、ウイルス性の風邪疾患です。
ですから、基本的にインフルエンザを治す薬はありません。
「タミフル」「リレンザ」は、インフルエンザの特効薬と言われていますが、ウイルスを倒す薬ではありません。
ウイルスは、体内で増殖をして症状を悪化させます。
これらの薬はその増殖を抑えて、ウイルスが増えないようにする薬です。
自分の力でウイルスを撃退するための、いわば時間稼ぎのようなものです。

また、高熱が出ると解熱剤をよく使いますが、発熱はウイルスを撃退するための防衛反応です。
ですから身体の熱を下げると言うことは、ウイルスの撃退を弱め、増殖を促すことになります。

そして鼻水や咳は、体内に侵入しようとしているウイルスを除去しようとする防衛反応です。
ですから、鼻水や咳止めをむやみに飲むとその働きを抑えて、ウイルスの侵入を許してしまいます。
薬をむやみに飲むことは、逆に病気の治りを悪くしてしまうこともあります。
しかも、ボルタレン類の解熱剤は、脳症を起こしやすいことでも知られています。

ウイルスの疾患は、薬は効果がありませんが、時間がたてば自然にウイルスは死滅して、症状が軽減されるので、
安静にして休んでいれば、基本的には治ります。
結局ウイルス感染の一番の予防も治癒も、免疫高めることです。  
そのためには、十分な睡眠と、適度な運動と食事、を取り、ストレスを減らすことです。
そしてもしかかってしまったら、とにかく安静にして、身体を温めることです。

しかし、普通の風邪と違って、熱も全身症状も激しいのがインフルエンザです。
小さな子に、重い症状に辛い思いをさせるのは忍びないと思うお母さん、
仕事が忙しくて、おちおち休んでいられないと言う人もいるでしょう。
薬は、副作用を伴いますが、症状そのものも軽減してくれますし、
薬を使った方がいい場合もあります。

また、薬と同様な効果を持つ、エキナセアなどのハーブ類を利用するのも手です。
エキナセアは自浄作用があり、ウイルスや細菌を身体の外に出す効果があります。
副作用のない身体に優しい養生法で、おすすめです。
最近、「タミフル」と、「エキナセア」のインフルエンザの治療効果を比較した研究で、
「タミフル」よりも、効果があったと報告されているほどなので、参考にしてください。

しかし、これは東洋医学からみた鍼灸師のつぶやきであり、絶対的なものではありません。
前記した予防接種も含め、薬を使う使わないは、その人、その家族の考え方によって違います。
何をどうするかは、情報を集めて、家族で納得することが大切です。


ちなみに、我が家は、以前は家族全員で毎年予防接種を打っていましたが、
ここ4~5年は、予防接種をやめてエキナセアを飲んで乗り切っています。



2011年10月14日金曜日

インフルエンザの話(2)

 インフルエンザワクチンでは予防はできません。
これは、WHOでも明確に打ち出している事実です。

なぜ予防できないのか?
それはワクチンが有効だとされている他のウイルスと違い、インフルエンザウィルスは、早い速度でその形を変えていくからです。
ですから、去年インフルエンザにかかって、免疫があるはずなのに、今年も罹ってしまうことがあるのです。
インフルエンザウイルスは、人から人に感染するたびに形を少しずつ変えていきます。
一方ワクチンは、作るのに約半年かかり、ウイルスの選定から考えると1年かかってしまいます。
ですからワクチンを作っても、ウイルスはワクチンができる頃には形を変えてしまうので、全く効かないと言う訳です。
厚生労働省は毎年、翌年の流行する型の予測が可能だとしていますが、
ワクチンのウイルスと流行するウイルスの型がぴたりと当たるのは宝くじを当てるより難しいとされています。

インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンです。
インフルエンザウイルスの死体やウイルスの毒素を無毒化したものを打ちます。
しかし、毒を弱めたと言っても、身体に毒だと認識させ免疫機能に刺激を与えるわけですから、無害とは言えません。
ワクチンは、あらかじめ毒のデーターを身体にインプットさせ、早くウイルスを攻撃する体制になる仕組みを作るだけで、
ウイルスに打ち勝つための身体を作るものではありません。
風邪をひいていたり、体力が低下している時にそれを注入すれば、その毒で発症することもあります。

また、インフルエンザウイルスは飛沫感染で、喉や鼻の粘膜に含まれる抗体によって防いでいるのに、
予防接種で血中に抗体を作っても、感染を防ぐことはできません。

それなのに、ワクチンは多くの副作用があります。
高齢者、幼児、乳児、妊婦などの、いわゆるハイリスク群の人々は、免疫が弱いため薬害を受けやすいのです。
しかも、ワクチン内の保存料には水銀や、ホルムアルデヒド、アルミニウムなど、
重篤な症状を引き起こす危険な物質がたくさん入っています。
ですから、無意識に習慣のように打つのはとても危険です。

インフルエンザも風邪と一緒。
体内に侵入しようとする異物から身体を守っているのは、自分の身体なのです。
ですから、「他人」まかせで、予防をしようとせず、自分自身で自分の身体を守るという意識が大切だと思います。

2011年10月11日火曜日

インフルエンザの話(1)

秋も深まり、涼しくなってきました。
空気も秋らしくカラッとして、とても気持ちのいい季節です。
でも乾燥した空気で、喉の痛みを覚えたりすると、気になるあの季節を思い出しますね。
そろそろいたるところで目にする、「あれ」です。
そう、「インフルエンザ」。

去年は新型インフルエンザが猛威をふるって、そのあと、恒例のAB型もはやり、インフルエンザが蔓延しました。
今年はまだ発症の声は聞こえてきませんが、そろそろ「予防接種を」と考えている方も多いはず。
病院や保健所などでも、盛んに予防接種を勧めているので、言われるままに予約を入れている方も多いのでは?

でもちょっと待って。
「この予防接種は必要か?」って考えたことありますか?
最近は、予防接種を疑問視する報道や、書籍も出て、にわかに論議を醸し出していますが、
実際、それは一人握りの人たちで、大部分の方は、行政に言われるまま受けているのがほとんどではないでしょうか?

でも、無意識に受けてそれでいいのでしょうか?
自分の身体、子どもの身体のことに無意識でいいのでしょうか?

インフルエンザは、風邪の一種ですが、その症状は重篤になることもあります。
それを防ぐためにする予防接種。
でも、今さまざまなところから、膨大な情報とともに、その予防接種に待ったをかける声もあるのも事実です。

東洋医学的に言うならば、予防接種はNGです。
東洋医学では、「未病を治す」。
病気にならないように、身体の抵抗力、免疫力を高めて、
外部から身体に侵入してくる病に打ち勝つ身体を作ることを目的として治療をしていきます。
つまり、自分の身体は自分の力で治す。私たちの仕事はそれをお手伝いすることです。

予防接種は、毒(弱毒化していますが)を体内に注入することで
免疫機能に刺激を与えて「その毒のみに対する」抵抗力を身につけます。

どちらが正しく、どちらが誤りと言うことはありません。
どれを選択するかは、個人の自由です。
しかし、どちらも、それを受けるメリットデミリットがあります。
それを知ったうえで、選択することが大切です。
それが、自分ではなく、選択できない子どもだったりしたらなおのことです。
何も考えずに選択して、何か起こった時、あなたは子供に、自分自身に、責任を取れますか?

そうは言っても、情報が混乱して、迷っている方も多いでしょう。
そこで、これから何回かに分けて、受ける受けないのメリット、デミリットについて、お話していきたいと思います。
よろしければお付き合いしてください。



2011年10月7日金曜日

血と頭の関係

中間テストの時期です。
昨日は息子が数学わからないと言うので、珍しく一緒に勉強をしました。
息子は、頭をフル回転させて考えてるのでしょうが、昼間の疲れも手伝って、人の説明を聞きながら、船をこぐ始末。
頑張ろうと思っているのに、身体が言うことを聞かない。これって、なぜでしょう?

人の身体は、血が全身を巡って各臓器に栄養を分配し、老廃物を処理場へ運んでくれることで、正常に機能しています。
たとえるなら、血は生協のような「宅配サービス」と、「清掃局」の二つを兼ねています。
身体にある血の量は決まっていて、その中で各臓器どうしで、やりくりして分け合っています。
その分配を決めるのは「肝」(肝臓)です。そして、その血を「肝」の指令通りに運ぶのが「心」(心臓)です。

どこかの臓器が集中的に働く時は、それを補助するために血は通常よりも多くその臓器に運ばれ、
その分、ほかの臓器は我慢することになります。
食後に眠くなるのは、消化をするために、血が消化器官に集まるからです。
ですから、食べてすぐ動いてしまうと、消化器官に回す分の血が不足してしまうために、消化不良を起こしたりします。
食べ過ぎると頭が働かなくなるのも同じ理由で、
消化器官に血が集中してしまうので、脳に血液が回らず、機能が鈍くなるからです。

身体は昼間は精力的に動きますが、夜は各臓器のメンテナンスをするため、休息を取るようにできています。
それは血も同じです。
昼間、精力的に栄養と老廃物の交換をして「疲れた血」は、
「肝」(肝臓)にもどり、「浄化」されて、新しい栄養をとりこむ時間が必要です。
そして、その血を巡らし続けた「心」(心臓)も、昼間また精力的に循環させるための栄養を補わなければなりません。
これは、身体中の機能を低下させて、身体に巡らせる血を最低限にする必要があります。

それなのに、睡眠時間を削って活動をすると、血と心を潤すことができなくなり、
昼間の活動するために十分な血を循環させることも、十分な栄養を運ぶこともできません。
徹夜でがんばっても、思ったような効率で作業をすることができないのはそのためです。
他のどの臓器よりも血を必要とする「脳」は、特にそうです。

急がば回れ。
効率よく、スピーディに作業をするためには、一気にやろうとせず、
ちゃんとした睡眠や休養を取る方が近道です。
眠気は、栄養補給のサイン。
健康のためにも、仕事の為にも、身体の声をちゃんと聞くことが、効率アップの秘訣です。

2011年10月4日火曜日

秋の花粉症

こんにちは。
めっきり寒くなりました。
今朝は、今年一番の冷え込みだったみたい。
皆さんは、無事に衣替えも終えたのかな?

過酷な暑さから解放され、気持ち的にはとても過ごしやすいけれど、冷えてくると、いろんなところから、
「くしゅんっ」「ごほごほ」なんて音が聞こえてきます。
急激な寒さは、身体に侵入しやすいので、真冬よりも用心が必要です。

でも、意外と気がつかないのが花粉症。
春のスギ花粉とは違って、あまり話題にもされませんが、秋にも花粉症はあるんです。
秋の花粉症は土手や空き地などに繁殖する雑草類の花粉で、症状も地味なんです。
しかも風邪やら寒さで、風邪のひき始めと勘違いされることも少なくありません。
一概には言えませんが、もし鼻水の色を見て、緑だったらウィルス性、黄色だったら、炎症や身体の中に熱があるサイン。
そして無色透明で水っぽいものは、冷えやアレルギーによるものです。
目安として、自分の身体の様子を探る上で参考にしてみてください。

でも、近くに雑草がたくさん生えている場所があったら、要注意。
雑草の花粉は、スギのように遠くまで飛びませんから、近くになければ大丈夫。
心当たりのある方は、春の花粉症と同じように、マスクやめがねで防御して、雑草のある場所に近づかないようにしましょう。

ここで、花粉症(アレルギー)に効くハーブをご紹介しますね。
 ネトル:抗アレルギー作用(特に鼻)
 ネトルアイブライト:抗アレルギー作用(目の症状も伴うもの)
 アイブライト:目、鼻、のどの抗炎症作用
 ネイザルサポート:抗アレルギー作用(ネトルの約5倍の効き目。ひどい花粉症の方にはお勧めです)
 リコリス:粘膜保護、抗炎症作用

そして、とりあえず鼻水を止めたい時。
迎香(ゲイコウ)と言うつぼが効きます。
鼻の穴のすぐ外側で、押すと少しズンとした痛みを感じる場所です。
そこをグッと抑えてください。すぐ鼻が通ります。
ただし、元を正さないとアレルギーは治りませんから、あくまでも一時的な効果と言うことを覚えておいてくださいね。