2011年10月25日火曜日

心と身体の関係


突然ですが、私は韓流ファンです。
ドラマから始まり、好きな俳優のことを話したり、追いかけたり。
歳がいもないと言われつつも、私は毎日幸せです。
仕事も家事もアップアップの毎日ですが、
それでも元気でいられるのは好きなことをやっているからだと思います。

身体の中には、「気」という、エネルギーの一種が流れています。
身体の中では、いろいろなものが絶えず動いていて、生命を支えていますが、
「気」は、その動きを維持するために必要なエネルギーです。

「血」も「気」も、身体の中で絶えず流れて、各器官の活動を支えています。
ですから流れが止まってしまうと大変なことになってしまいます。
もし流れが滞れば、渋滞した場所は充満によって痛みを引き起こします。
またその反対側は逆に不足することになり、倦怠感や虚弱を訴えます。
そうならないようにするには、絶えずスムースに流れていなければなりません。

「気」は、さまざまな身体の反応に敏感です。
ですから、「気」の動きを良くするためには、いろいろな方向から刺激をすることが必要です。
まずは身体を動かすこと。
そして、「気持ち」です。

嫌々動くのと、楽しい気分でルンルンと動いているのでは、
身体の動きが全然違うのは、もう皆さんご存じでしょう?
ワクワクした気持ちなら、じっとしていても「気」は身体中を巡って行きますし、
身体の方もじっとなんかしていられません。

逆に、嫌だなぁ・・・と思っていると、自然と「気」の流れが滞り、身体に重りがついたように動きません。
動かないから余計に動きたくないし、何もしないのに疲労感がどっぷり。
負のスパイラル突入です。

病は、「気」の滞りが原因なのです。
ですから、毎日をどれだけワクワクする瞬間を持てるかが、
健康でいられるか、病気になるかの分かれ道とも言えます。

楽しい気分だと、自然におしゃべりも弾み、笑いだしてしまうもの。
声を出して笑うと言う動作は、溜まった「気」を入れ換えて、リズミカルな動きを生みだします。
逆に、嫌なことに囲まれて出るため息や緊張は、呼吸を止めて、気の溜まり場を作ってしまいます。

「病は気から」「気の持ちよう」と言う言葉ありますが、東洋医学的には全くその通りです。
同じ毎日を過ごすのも、好きなことを持っているのと、持っていないのでは、まるっきり違ってしまいます。
それに、好きなことを探すって、自分のことを大切にすることなんですよ。
だって、自分の心に関心を持たなければ、探せないでしょう?

自分の心や体の声を聞いて、毎日を明るく楽しく過ごせば、自然と「気」が巡って、身体が活性化します。
特別なことをしなくたって、それだけで5歳は若返りますよ。

ただし、「過ぎたるは及ばざるが如し」。
やり過ぎは、逆に身体のバランスを崩してしまいます。
何事も適度が一番。

・・・と、自分にも言い聞かせて。

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