]:こんにちは。
今年は暖冬なのかと思えば、12月を境にやっぱり冬は冬らしく寒くなってきて、鍋がとてもおいしいです。
鍋と言ったら、白菜。今年も大きくてずっしりした白菜が店に並んでいます。
スタッフのSさんからの「白菜って、この時季たくさん食べるけれど、身体にいいのかしら?」という質問をいただいたので、
今日はその「白菜」についてお話することにします。
今が旬の白菜。
浅漬けにしたり、鍋にしたり・・・今年の冬もとってもおいしいですよね。
東洋医学では、食事は栄養素を摂取すること以上に大切なことです。
食材にはそれぞれ性質や作用があって、それらを組み合わせることによって、身体を整えたりすることもできます。
白菜の性質は「涼~寒」そして「甘」と言う部類に分類されます。
これは、身体の中の余分な熱を取り、胃腸に作用して消化を助けて、便通を良くする作用があります。
特にストレスやイライラによる便秘や、食べ過ぎのによる便秘によく効きます。
また、高血圧にも効くとされていますが、足の冷えによる高血圧には向きません。
また解毒作用があり、とくに身体に残るアルコールを抜くことから、生で食べると二日酔いを和らげます。
ただし、性質は「涼~寒」と言って、冷やす傾向になる食物なので、食べ過ぎると身体を冷やしてしまいます。
ですから冷え症の人は、生で食べてはいけません。
必ず火を通して、ショウガやニンニクなどの「温性」の食べ物と一緒に食べると、よいでしょう。
そこで、冬にぴったりなレシピをご紹介。
これは我が家の定番メニューです。
白菜のニンニク黒コショウ鍋。
材料
白菜、マイタケ、豚肉薄切り、にんにく、黒コショウ
作り方
1、白菜、豚肉を一口大に切る。
にんにくは、薄くスライスする。
2、1で下ごしらえしたものを、白菜、にんにく、マイタケ、豚肉、黒コショウ一振りの順に重ねて鍋に入れる。
3、鍋に蓋をして、そのまま火をかける。
水を一切使わず蒸すように調理します。
白菜の甘みが凝縮されて、とてもおいしいですよ。
食べる時は、お好みでポン酢で。
黒コショウとニンニクの味が、とても効いておいしいです。
黒コショウとニンニクは「熱性」の食材で、「涼~寒」の「白菜」と合わせると、お互いの性質が合わさり、
冷え性の人も、熱がこもりがちの人も、誰でもおいしく食べられます。
冷え性の人も、熱がこもりがちの人も、誰でもおいしく食べられます。
寒い冬の夜に、お試しを。
きっと身体がホカホカニなります。
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