まだイチョウのはも緑のままだけど、季節は秋から冬になろうとしています。
今年の立冬は11月7日。
気分は秋のままでも、そろそろ冬支度が必要です。
秋から冬の準備を始めて、活動期から休息期に変化した身体は、
自然界では、草木は枯れて根を張り、動物たちは冬眠をするように、
人もまた、冬の寒さに耐え、次の春に元気に活動するため、
身体の機能を最低限に下げ、その分エネルギーを蓄えたり、
疲れた場所のメンテナンスを行います。
その一方で寒くて乾燥するこの時期、追い討ちをかけるように寒気が身体を冷やすため、
身体の循環が更に低下して、冷え,こわばり,痛みなどをを引き起こし、
免疫力も低下しやすいので、風邪を引きやすくなります。
ことに、肺は冷えと乾燥を忌み嫌うので、,直接肌に風や冷気を受けてしまうと、
風邪の侵入を許し、咳や痰、のどの痛みを引き起こしますから、
首、手首、足首、はしっかりと締めることが大切です。
また、汗はかきませんが、空気の乾燥により、身体の水分は失われがちですから、
こまめに水分を補給しましょう。
粘膜や肌の乾燥により、やはり外邪(風邪や寒気など)が、身体の中に侵入しやすくなります。
保湿は大切ですが、乾燥した肌に直接保湿クリームを塗っても逆効果です。
保湿クリームは、皮膚の水分を逃がさないようにするためのもので、
肌を潤す効果はありません。
ですから、乾燥して水分がないかさかさの皮膚に塗っても、かさかさは変わらず、
かえって毛穴に油分を詰まらせたりして、かゆみや炎症を起こすことがあります。
ですから、保湿クリームを塗る前に化粧水を塗ったり、お風呂上りに塗るなど、
肌を潤わせてから塗りましょう。
そうすることで、肌を守るだけでなく、肌を養うことで外邪の侵入も防ぐことができます。
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