2014年6月14日土曜日

湿気を身体から追い出そう!

連日の雨から一転して、今日は真夏のような青空。
久しぶりの青空はうれしいけれど、一気に上がる気温と昨日までの雨による高湿度で、
身体にとっては、あんまりうれしくない気候です。


ここ何回かお話している「湿気」ですが、暑いのも冷たいのも大好き。
冷えがあるときは、冷えを取り込んで頑固に身体を冷やし、
関節痛やむくみが出やすくなり、おなかの機能を低下させてしまいます。


暑いときには、熱を身体に取り込んで体内に熱を溜めこんでしまいますから、
のぼせや熱中症になりやすく、
心臓にも負担がかかるので注意が必要です。


また、湿気は一度取り込むと、冷えも熱もなかなか手離さないので、
いつまでも冷えや熱が身体の中にしつこく残って悪さをします。
ですから自律神経が乱れて、身体にさまざまな不調をきたします。


末端への気血の循環や水分調節は、筋肉の収縮と呼吸によって行われていますから、
筋肉が常に柔らかく、滑らかに収縮することができれば、
多少の気温差や湿気が入り込んできても、
それらを上手に排出して対応できるのですが、
筋肉が固く収縮がうまくできないと、なかなか排出できないばかりか、
急激な変化に柔軟についていけないので、
筋肉の引き攣れぎっくり腰やぎっくり首をおこしやすくなります。


この時期は湿気やどんよりした天気のせいで、
気分もあまりすぐれないし、身体もだるく、身体を動かしたくない気分ですが、
軽い運動をして汗を流したり、
マッサージやストレッチなどをして固くなった筋肉を解しておけば、
巡りもよくなり、健やかに梅雨を乗り越えることができますよ。


とは言え、毎日雨が続いて外に出られない日も多いでしょう。
そんなときは、家でできる簡単な運動をご紹介しますね。



**********



[ 足踏み体操]
足を高く上げてその場足踏み。
お好みの音楽に合わせて行えば、効果倍増です。




[ペンキ塗り体操]
掌を刷毛に見立て、壁にペンキを塗るように肩から大きく上下に動かします。
下から上に上げるときは、手の甲を壁につけるように。
手首、肘、肩の関節を柔らかくする体操です。




だるくてどうしても動きたくないときは,




[ふくらはぎマッサージ]
仰向けになり、片方の足は膝を立て、もう片方の足を膝の上に乗せ、
膝頭でしごくようにふくらはぎや脛を動かす。
これなら、テレビを見ながらや、寝る前に簡単にできますよね。




**********



そして、汗を掻いたらこまめにふき取りましょう。
汗の掻きっぱなしは、せっかく排出した湿気を再び取り入れ、
熱や冷えを取込む元になります。


それでは、ジメジメした梅雨も元気に過ごしましょう。



0 件のコメント:

コメントを投稿