2013年8月31日土曜日

玄関先にパンやさん登場!


まだ暑さが続きますが、とうとう8月が終わり明日から9月がやってきます。
空の上では、台風やら秋雨前線やら、いそがしく雲が動き回っておりますが、
恐れていた荒れ模様も、なんとか回避されて、
本日もいいお天気です。

30℃は軽~く越してしまってはいますが、
日差しも風も、秋模様。
そんなわけで、昨日から治療院の玄関前にうれしいお友達が来てくれる事になりました。

「ELEPHANT KITCHEN」さんの出張パンやさんです。

「ELEPHANT KITCHEN」さんは、荻窪駅から少しいった本天沼にあるこだわりのパンやさん。
こだわり素材で焼き上げたパンと、スィート、それに無農薬有機栽培のお野菜などを売っています。

なかなか買いにいけない私たちの、切なる(笑)要望に応え、
毎週金曜日のお昼に、治療院前でお店を開いてくれることになりました。


かわいい木箱に、おしゃれに並べられたおいしそうなパン。
焼きたてのホカホカパンで、その場で食べたくなっちゃいます。
手作りジャムやケチャップなんかも売っています。




今回は、冷菓をチョイスしてきてくれました。
乳製品や卵を使ったものにはちゃんと表示があるので、
これならアレルギーちゃんや、授乳中のお母さんも安心して買えますね。
野菜も、サラダにもってこいのおいしそうな子たちガ並びました。




並ぶ品物は、その日によって変わりますから、
毎週何が来るか楽しみです。

昨日は、試験的なこともあって、すぐに完売。
来週はもう少したくさんもってきてくれるといいな。

「ELEPHANT KITCHEN」さんの出張販売は、毎週金曜日13:00~14:00。
興味のある方は、ぜひのぞきに来て見て下さいね。

2013年8月23日金曜日

鼻血が出まして・・・

今年も阿波踊りの季節になりました。
今年もご他聞に洩れず、ここの所ゲリラ豪雨が相次いで降っております。
週末のお祭りに行かれる方は、突然のシャワーにご注意くださいませ。

さて、先週食べ収めをしたアイスクリームですが。
その後、暑さに負けて冷たいものを食べたり、身体を冷やしていませんか?

「身体を冷やすなっていったって、こんなに暑いんだから、まだ少しぐらいいいんじゃない?」
と思っている方多いですよね、きっと。
そんなわけで、今回は実例をご紹介しますね。

くすっ。
実は私と先生は、最近鼻血が良く出ます。
なぜかと原因を追究してみますと、外に出たときに冷たいものを食べたり、
クーラーが強くきいている部屋に長くいた跡に、出ることに気がつきました。

鼻血と言うのは、東洋医学でいうと熱の反応です。
流行り風邪などで出る熱とは違って、身体のどこかに虚(弱いところ)があり、
それが原因で、身体の浅いところに熱が籠もると起こります。

で、私たちがなぜ鼻血がでやすくなっているのかというと、
原因は、簡単に言うとお腹を冷やしたからです。

夏真っ盛りの時期と違い、今の時期は夏の疲れもあり、お腹が弱り気味です。
すると、エネルギーを身体全体にめぐらせる力が弱くなり、
上半身だけでエネルギーをまわし、下半身は冷えていると言う状態を作ります。

これは上逆下虚といって、いわゆるのぼせ状態になります。
そして今の季節は、前回お話した「温燥」のエネルギーが呼吸器系を刺激しますから、
その熱を出そうとして鼻血がでたりするのです。

これは子どもによく起こる症状で、鼻血の出やすい子どもはお腹が弱いことが多いのです。

鼻血は身体からのメッセージのひとつです。
身体からはいろんなメッセージが送られています。
鼻血が出ないから大丈夫だということではなく、
今の時期はこういうことが身体の中で起こりやすくなっていますから、
それに耐えられる間に、ちゃんと身体をメンテナンスして、
何事もなく、健やかに次の季節を過ごせるように準備することが大切です。

2013年8月17日土曜日

今年のアイス、食べ収めです。




ふふふ、今年の食べ収め。

患者さんからいただいた「栗アイス」
まだまだ暑い夏だけど、今年のアイスはこれが最後です。

味わってゆっくり食べようっと。
また来年、暑くなるまでさようなら

季節は立秋を過ぎて、秋が始まりました。
でも、まだ夏の暑さも残っていますから、秋の乾燥と暑さが重なって、
外気は「温燥」のエネルギーが流れています。

呼吸器系や皮膚は、乾燥を嫌いますから、
のどや鼻の炎症しやすく、のど痛や鼻血が出たりします。
そのせいで、身体の中の水分が不足してしまうので、
余分な熱を身体から追い出し、身体を潤すものを食べるのがいいでしょう。
また、肺の機能が不安定になるので、肺を潤すことも大切です。

今の時期の肺を補い、潤す食材は、レンコン、きゅうり、トマト、
ねぎ、生姜、牛乳、卵、豆腐などがあります
アサリなどの貝類も、肺を潤し滋養します。

また、今が旬の梨は、身体の余分な熱を追い払い、肺や身体を潤して、滞りを流しますから、
暑さの残る今の時期だけ、昼間に食べるのがおススメです。

但し、夜食べてしまうと、冷えと余分な水を取り込んでしまうので、
むくみを作ってしまいますからご注意を。


2013年8月9日金曜日

今年も立秋を過ぎました。

毎日暑い日が続いています。

今日あたりから夏休みになる職場も多いようで、朝の電車の中も少し空いているみたい。
そのかわり、大きな鞄やトランクを持つ人の数が増えているような気もします。
空港や新幹線のホームは、大賑わいになっているのでしょうか。

暑い暑いと、唸りながら気がつけばもう8月も半ばに差し掛かり、
暦の上では秋となりました。

折りしもおとといの立秋は、北から南まで厳しい暑さに見舞われ、
真夏日地点は、全国のアメダス地点の70%以上になり、今年最多数をカウントしたそうです。
韓国や台湾でも、軒並み最高気温を更新して、昨日の台湾は39,5℃。
ドイツもフランスも、異常な暑さとスコールのような雨が降って、世界的に異常気象になっています。
いったい、このヒートアイランド現象はどこまで続くのでしょう。

しかし、これだけ暑くても、身体は確実に秋に向かって調節を始めています。
暑いからといって、いつまでも真夏と同じ生活をしていると、
次の季節に対応できずに、大きく体調を崩す原因になります。

気温は高くても、太陽の傾きがだんだん低くなっていきますから、
身体もそれに反応して、秋の身体に変わっていきます。

夏は活動期で、エネルギーを放出していましたが、
秋は、冬に向けて、エネルギーを放出しないように、身体を締めます。
そこで、冷たいものをたくさん食べたり、キンキンに冷えたクーラーの部屋で過ごしてしまうと、
冷えを身体の中に溜め込んでしまいますので、
冷えていく季節になる前に、冷えた身体を作ってしまいます。

東洋医学では、秋は肺の機能が不安定になるといわれます。
肺は、冷えと乾燥を嫌います。
立秋以降は、冷えを取り込んだり、冷たい風を肌に当てたりすると、
肺が敏感に反応して、鼻や咳風邪を引き起こしたり、
喘息を持っている人は、喘息発作を起こしやすくなります。

秋は体調を崩しやすく、ひどい風邪を引いたりしますが、
今のこの時期に、冷えを体に取り込んでしまうと、いわゆる「秋の大風邪」を引いてしまいます。

暑いからといっても、もうアイスやカキ氷を食べるのはおしまい。
お腹を冷やさないように、お腹にタオルを入れたり下着をしっかり寝巻きのズボンに入れる。
短パンはやめて長いズボンを履くなど、
直接冷たい風に肌を晒さないように注意しましょう。

また、肺機能を高める味は「辛」。
「辛」は、冷えを排出して、身体を温めます。
そして、夏の暑さに肝の機能も傷めやすいので、
肝を補う味「酸」をプラスするのがいいでしょう。

ってことで、おススメは「夏野菜のカレー」
旬のトマトを入れて、程よい酸味とスパイシーな香辛料。
おいしく食べて、残暑を乗り切りましょう。
あ、これにピクルスやらっきょ漬けなんかもつけると、更に効果倍増ですよ。




2013年8月2日金曜日

足がつれたら・・・

8月になりました。
夏もいよいよ盛りで、せみも盛大に宴を催しております。
それなのに、梅雨も明けてずいぶんたつのに、梅雨のころよりも雨模様。
突然やってくるゲリラ豪雨もどきのにわか雨に、何度泣かされたことでしょう。
ここのところ、洗濯を外に干すのが怖くて・・・でも、出さずにずっと晴れていたりすると、悔しい・・・。

そんなわけで、今週も湿度も気温もアゲアゲで、クーラーなしでは生活できない毎日です。
ドイツの先生が、少しうらやましかったですが、
なんとあちらもいきなり35℃になったかと思うと、翌日は10℃以上下がったりして、
結構苛酷な環境だったようです。
まあ、湿度はありませんけどね。
先生も、本日帰国です。
成田に着いたら、あまりの湿気に驚くだろうなぁ。

さて、代診期間の最後ですが、
ここのところ、足がつる方がまた増えてきたように思います。
足がつるというと、寒い冬が多いような気もしますが、実は夏のほうが起こりやすかったりします。

引きつれ=筋肉の痙攣は、足に限らず手や指でも良く起こります。
その多くの原因は、ミネラル不足による筋肉の異常収縮です。
東洋医学では、身体を潤す気、血、津液(体液)が不足したり、消耗して、
筋に行き届かないときに、その場所に生じるとされています。

ですから、冷えによる循環不良だけでなく、激しい運動や、疲労、
アルコール摂取、そして暑さなどで体内の水分を消耗してしまうと起こりやすくなります。
特に熱中症の前などにも起こりますので、注意が必要です。

対処法としては、軽く温めてマッサージなどで筋を緩めるといいでしょう。
水分を十分に取ることも忘れずに。
また、ふくらはぎの緊張を緩めるために、膝の下にクッションなどをおいて、
膝を曲げると予防できます。

また、骨盤のゆるみが生じると、足の筋肉が持続的に引き伸ばされた状態になります。
そこで、ふくらはぎは本来の形にもどろうとして、筋肉が急激に収縮すると、起こることがあります。
寝ているときや、水の中にはいっているときなど、足が地に着いていないときに起こる現象です。
また、妊娠中は骨盤が開くので、同じ現象が起こります。

こんな時は、寝たまま足の裏で床や壁を強く押してみると、
筋肉は収縮しきった状態から開放されるので、引きつれが収まります。
また、引きつれを起こしている筋肉の真ん中を紐などでぎゅっと縛っても、
引きつれから開放されます。

今の時期は、外は暑いし、部屋の中はクーラーなどで冷えてしまうので、
筋肉の消耗も高いので、より注意が必要です。冷え対策としては薄手のレッグウォーマーがおすすめです。