2014年5月30日金曜日

湿気対策

晴れているのに突然雨が降ったり、不安定な天気が続いています。
気圧も上がったり下がったり忙しくて、身体が対応するのが大変。
思い返してみれば、ここ何年か、1年中身体に大変な気候だって言ってるような気がします。
本当にいつから日本の気候は、こんなに過酷になったんでしょう?


からりとしていた空気も湿気を含み、そろそろ梅雨の予感。
気温の高さも手伝って、ムシムシした纏わりつく暑さになってきました。
本格的に梅雨に入る前から、湿気対策をして、
夏を楽しく過ごせるようにコンディションを整えておきましょう。


この時期、汗をかいても湿度のせいでなかなか乾きません。
そこでクーラーなどの風に当たると、一気に身体を冷やしてしまいますから、ご注意。
こまめに汗を拭いて、身体を冷やさないように気を付けましょう。
とはいっても、外出していたり仕事中だと、汗を掻きっぱなしになってしまうことも多いでしょう。
そんなときは、事前に小さなタオルをおなかや背中などに入れましょう。


また、冷たいものや果物、白砂糖系の甘いものを食べると、胃を冷やしてしまうので、
身体の冷えを助長してしまいます。


体調が芳しくなかった患者さんに、
最近の生活を聞いてみたら、期間限定のホワイトチョコレートのラスクを買いだめして、
毎日冷蔵庫で冷やしたものを食べていたということがありました。


甘くて冷たいものは、食べやすいのでつい手が出てしまいますが、
常習性が強く習慣になりやすいので、気を付けなければなりません。
冷たくて甘いものは、湿気が好む食品でもあります。
常用すれば、冷えだけでなく倦怠感や、節々の痛みなども伴ってきますから、
安易に手を出さずに、温かくて消化のいいものを食べて
胃腸に負担をかけないようにしましょう。


この時期におすすめな食品は、なんといっても緑豆もやし。
緑豆もやしは、身体の中に滞った湿気を体外に排出してくれます。
もやしだけでなく、加工品である緑豆春雨(細めの春雨)も効果的です。


さっと炒めるのもよし。
さっと茹でておろしにんにくとごま油、塩コショウで和えれば、
身体の中の湿気を排出するだけでなく、疲れた身体を滋養してくれます。


また、春雨はスープに入れるとボリュームも上がり、
つるりと食べられるので、食欲のないときでも食べやすいです。
たっぷり野菜と一緒にいっしょにどうぞ。















2014年5月23日金曜日

紫外線の季節です。

春も桜が過ぎた頃から、バタバタと時が過ぎ、
気が付けばあたりは初夏の風が吹いています。
今週末は運動会の学校も多いでしょう。
ここのところ、天気が不安定ですが、いいお天気だといいですね。






まだ夏の日差しに比べれば、そんなに強さを感じませんが、
実は一番気をつけなければならない季節だって知っていました?






夏になって日差しの強さに比例して、気をつけたくなるものですが、
実は紫外線には3種類あり、種類によっては雲やガラスも突き抜けて、
肌の表面だけでなく真皮まで傷つけるものがあります。


ガラスを突き抜けるのですから、室内にいても油断は大敵。


そして、この紫外線は真皮まで到達し、肌のハリや弾力にたいせつな線維を傷つけて、
しわやたるみを作ります。


その紫外線が一番多く降り注ぐのが5月6月なんです。




また紫外線に当たると、身体の水分が消耗してしまい、
皮膚も乾燥して、更に細かいしわまで作ってしまいます。




ですから、雨や曇りで太陽が出ていなくても、紫外線はたっぷり降り注いでいるので、
きっちり紫外線予防をしなければなりません。




そして、紫外線を浴びたお出かけの後は、たっぷり保水をしましょう。
全身の水分が消耗していますから、お肌だけ保水しても潤いません。
水分補給を十分しましょう。






また、ストレスや睡眠不足は気血の流れを阻害して、肌のダメージをさらに助長させます。
紫外線に長く当たると、体力も思った以上に消耗します。
それはお肌のくすみや張りがなくなる結果につながります。




肌と身体のダメージは一心同体。
お肌を早く回復させるためにも、体調を整えることは必要不可欠ですから、
たっぷり睡眠をとりましょう。




そんなことを頭のどこかに置いて、この週末も楽しんでくださいね。