2013年8月23日金曜日

鼻血が出まして・・・

今年も阿波踊りの季節になりました。
今年もご他聞に洩れず、ここの所ゲリラ豪雨が相次いで降っております。
週末のお祭りに行かれる方は、突然のシャワーにご注意くださいませ。

さて、先週食べ収めをしたアイスクリームですが。
その後、暑さに負けて冷たいものを食べたり、身体を冷やしていませんか?

「身体を冷やすなっていったって、こんなに暑いんだから、まだ少しぐらいいいんじゃない?」
と思っている方多いですよね、きっと。
そんなわけで、今回は実例をご紹介しますね。

くすっ。
実は私と先生は、最近鼻血が良く出ます。
なぜかと原因を追究してみますと、外に出たときに冷たいものを食べたり、
クーラーが強くきいている部屋に長くいた跡に、出ることに気がつきました。

鼻血と言うのは、東洋医学でいうと熱の反応です。
流行り風邪などで出る熱とは違って、身体のどこかに虚(弱いところ)があり、
それが原因で、身体の浅いところに熱が籠もると起こります。

で、私たちがなぜ鼻血がでやすくなっているのかというと、
原因は、簡単に言うとお腹を冷やしたからです。

夏真っ盛りの時期と違い、今の時期は夏の疲れもあり、お腹が弱り気味です。
すると、エネルギーを身体全体にめぐらせる力が弱くなり、
上半身だけでエネルギーをまわし、下半身は冷えていると言う状態を作ります。

これは上逆下虚といって、いわゆるのぼせ状態になります。
そして今の季節は、前回お話した「温燥」のエネルギーが呼吸器系を刺激しますから、
その熱を出そうとして鼻血がでたりするのです。

これは子どもによく起こる症状で、鼻血の出やすい子どもはお腹が弱いことが多いのです。

鼻血は身体からのメッセージのひとつです。
身体からはいろんなメッセージが送られています。
鼻血が出ないから大丈夫だということではなく、
今の時期はこういうことが身体の中で起こりやすくなっていますから、
それに耐えられる間に、ちゃんと身体をメンテナンスして、
何事もなく、健やかに次の季節を過ごせるように準備することが大切です。

2013年8月17日土曜日

今年のアイス、食べ収めです。




ふふふ、今年の食べ収め。

患者さんからいただいた「栗アイス」
まだまだ暑い夏だけど、今年のアイスはこれが最後です。

味わってゆっくり食べようっと。
また来年、暑くなるまでさようなら。

季節は立秋を過ぎて、秋が始まりました。
でも、まだ夏の暑さも残っていますから、秋の乾燥と暑さが重なって、
外気は「温燥」のエネルギーが流れています。

呼吸器系や皮膚は、乾燥を嫌いますから、
のどや鼻の炎症しやすく、のど痛や鼻血が出たりします。
そのせいで、身体の中の水分が不足してしまうので、
余分な熱を身体から追い出し、身体を潤すものを食べるのがいいでしょう。
また、肺の機能が不安定になるので、肺を潤すことも大切です。

今の時期の肺を補い、潤す食材は、レンコン、きゅうり、トマト、
ねぎ、生姜、牛乳、卵、豆腐などがあります
アサリなどの貝類も、肺を潤し滋養します。

また、今が旬の梨は、身体の余分な熱を追い払い、肺や身体を潤して、滞りを流しますから、
暑さの残る今の時期だけ、昼間に食べるのがおススメです。

但し、夜食べてしまうと、冷えと余分な水を取り込んでしまうので、
むくみを作ってしまいますからご注意を。


2013年8月9日金曜日

今年も立秋を過ぎました。

毎日暑い日が続いています。

今日あたりから夏休みになる職場も多いようで、朝の電車の中も少し空いているみたい。
そのかわり、大きな鞄やトランクを持つ人の数が増えているような気もします。
空港や新幹線のホームは、大賑わいになっているのでしょうか。

暑い暑いと、唸りながら気がつけばもう8月も半ばに差し掛かり、
暦の上では秋となりました。

折りしもおとといの立秋は、北から南まで厳しい暑さに見舞われ、
真夏日地点は、全国のアメダス地点の70%以上になり、今年最多数をカウントしたそうです。
韓国や台湾でも、軒並み最高気温を更新して、昨日の台湾は39,5℃。
ドイツもフランスも、異常な暑さとスコールのような雨が降って、世界的に異常気象になっています。
いったい、このヒートアイランド現象はどこまで続くのでしょう。

しかし、これだけ暑くても、身体は確実に秋に向かって調節を始めています。
暑いからといって、いつまでも真夏と同じ生活をしていると、
次の季節に対応できずに、大きく体調を崩す原因になります。

気温は高くても、太陽の傾きがだんだん低くなっていきますから、
身体もそれに反応して、秋の身体に変わっていきます。

夏は活動期で、エネルギーを放出していましたが、
秋は、冬に向けて、エネルギーを放出しないように、身体を締めます。
そこで、冷たいものをたくさん食べたり、キンキンに冷えたクーラーの部屋で過ごしてしまうと、
冷えを身体の中に溜め込んでしまいますので、
冷えていく季節になる前に、冷えた身体を作ってしまいます。

東洋医学では、秋は肺の機能が不安定になるといわれます。
肺は、冷えと乾燥を嫌います。
立秋以降は、冷えを取り込んだり、冷たい風を肌に当てたりすると、
肺が敏感に反応して、鼻や咳風邪を引き起こしたり、
喘息を持っている人は、喘息発作を起こしやすくなります。

秋は体調を崩しやすく、ひどい風邪を引いたりしますが、
今のこの時期に、冷えを体に取り込んでしまうと、いわゆる「秋の大風邪」を引いてしまいます。

暑いからといっても、もうアイスやカキ氷を食べるのはおしまい。
お腹を冷やさないように、お腹にタオルを入れたり下着をしっかり寝巻きのズボンに入れる。
短パンはやめて長いズボンを履くなど、
直接冷たい風に肌を晒さないように注意しましょう。

また、肺機能を高める味は「辛」。
「辛」は、冷えを排出して、身体を温めます。
そして、夏の暑さに肝の機能も傷めやすいので、
肝を補う味「酸」をプラスするのがいいでしょう。

ってことで、おススメは「夏野菜のカレー」
旬のトマトを入れて、程よい酸味とスパイシーな香辛料。
おいしく食べて、残暑を乗り切りましょう。
あ、これにピクルスやらっきょ漬けなんかもつけると、更に効果倍増ですよ。




2013年8月2日金曜日

足がつれたら・・・

8月になりました。
夏もいよいよ盛りで、せみも盛大に宴を催しております。
それなのに、梅雨も明けてずいぶんたつのに、梅雨のころよりも雨模様。
突然やってくるゲリラ豪雨もどきのにわか雨に、何度泣かされたことでしょう。
ここのところ、洗濯を外に干すのが怖くて・・・でも、出さずにずっと晴れていたりすると、悔しい・・・。

そんなわけで、今週も湿度も気温もアゲアゲで、クーラーなしでは生活できない毎日です。
ドイツの先生が、少しうらやましかったですが、
なんとあちらもいきなり35℃になったかと思うと、翌日は10℃以上下がったりして、
結構苛酷な環境だったようです。
まあ、湿度はありませんけどね。
先生も、本日帰国です。
成田に着いたら、あまりの湿気に驚くだろうなぁ。

さて、代診期間の最後ですが、
ここのところ、足がつる方がまた増えてきたように思います。
足がつるというと、寒い冬が多いような気もしますが、実は夏のほうが起こりやすかったりします。

引きつれ=筋肉の痙攣は、足に限らず手や指でも良く起こります。
その多くの原因は、ミネラル不足による筋肉の異常収縮です。
東洋医学では、身体を潤す気、血、津液(体液)が不足したり、消耗して、
筋に行き届かないときに、その場所に生じるとされています。

ですから、冷えによる循環不良だけでなく、激しい運動や、疲労、
アルコール摂取、そして暑さなどで体内の水分を消耗してしまうと起こりやすくなります。
特に熱中症の前などにも起こりますので、注意が必要です。

対処法としては、軽く温めてマッサージなどで筋を緩めるといいでしょう。
水分を十分に取ることも忘れずに。
また、ふくらはぎの緊張を緩めるために、膝の下にクッションなどをおいて、
膝を曲げると予防できます。

また、骨盤のゆるみが生じると、足の筋肉が持続的に引き伸ばされた状態になります。
そこで、ふくらはぎは本来の形にもどろうとして、筋肉が急激に収縮すると、起こることがあります。
寝ているときや、水の中にはいっているときなど、足が地に着いていないときに起こる現象です。
また、妊娠中は骨盤が開くので、同じ現象が起こります。

こんな時は、寝たまま足の裏で床や壁を強く押してみると、
筋肉は収縮しきった状態から開放されるので、引きつれが収まります。
また、引きつれを起こしている筋肉の真ん中を紐などでぎゅっと縛っても、
引きつれから開放されます。

今の時期は、外は暑いし、部屋の中はクーラーなどで冷えてしまうので、
筋肉の消耗も高いので、より注意が必要です。冷え対策としては薄手のレッグウォーマーがおすすめです。



2013年7月26日金曜日

ドイツからの便り

こんにちは。
毎日ムシムシべたべたの暑さが続いていますが、
みなさん、お元気ですか?

治療院はただいま、院長不在のため、留守番隊のスタッフたちでバタバタとこなしております。
先週から、ドイツへ出張に行っている先生から写真とメールが届いたので、
今回はこちらを紹介しますね。



今年の先生は、「I LOVE ドイツ」をコンセプトに、足元をドイツバージョンで飛び立ちました。
ここは、治療室としてお借りしているお部屋。


ドイツはただいま、21℃。
今日は最高28℃まで上がるよそうですが、なんといっても湿度がないので、
からりと晴れ渡った夏の高原って感じのようです。
朝晩は16~19℃くらいだそうで、長袖は必需品です。

時差は7時間。
こちらが朝だと、ドイツは深夜です。

朝起きたら、焼きたてのパンを買いに行くのが日課。


ドイツの朝ごはん。
焼きたてのドイツパンに、レバーペーストやブルーチーズ、生ハムなどを乗せて食べます。
う~ん、おいしそうっっ!

連日、患者さん満載で、ドイツにいるのに日本と変わらない生活を送っている先生ですが、
今日から3日間お休みを取って、親戚夫婦とドイツのハンブルグに来ています。

ハリーポッターの映画にでてくるような、
きれいなヨーロッパの駅って感じですね。


ドイツは、犬猫を飼うには、厳しい条件があって、
家にペットを置いて、何時間も外出してはいけないそうで、
旅行もペット連れ。
普段はちょっぴり犬が苦手な先生も、この旅行で克服できそう?(笑)


散歩もできるようになりました。


聖ミハエル教会。
荘厳で、どことなくドイツらしさを感じます。


先生、英気を養って、後半のお仕事がんばってくださいね。

「8月はもっと暑くなる。」と予報が出てしまった日本。
帰ってきたら、先生、溶けたりしないか心配な留守番隊です(笑)

ただいま、汗も注意報発令中(笑)
ドイツとは両極的に、湿度も気温も高い日本。

汗は出るけど、なかなか乾かず熱を発散できずに、熱が身体に籠もったり、
その状態でクーラーに入ってしまうと、湿気が身体に溜まっているので、
冷えすぎて、べたべたな汗を掻いてしまったり。
冷えると、身体の中の巡りが悪くなり、掻く汗も滞りにより溜まった老廃物などを多く含むので、
普通の汗よりも、べたべたとします。
このべたべたの汗が、いつまでも身体にまとわりつくと、
肌がそれにアレルギー反応を起こしたりして、かゆみや湿疹、汗もができる原因にもなります。

ですから、汗を掻いたら、こまめに拭いたり、洗ったりすることをおススメします。
汗のべたべたを取り除けば、熱もきれいに発散しますから、
すっきりと涼しさを感じることができるでしょう。

あせもにはよくベビーパウダーを使ったりしますが、
多用すると、却って毛穴を塞いでしまって、かゆみを助長してしまうので、
もし使うなら、ごくごく薄く塗ってあげてください。

それでは、今週も暑い日を元気に乗り切りましょう。


2013年7月12日金曜日

熱中症にご注意!

昨日は、0.5℃下回ったために、連続猛暑日の更新が途切れたけれど、
0.5℃なんて誤差の範疇。
今日もまた朝から太陽が張り切って、
今朝の渋谷駅前の交差点は37℃だったそうで、
夏の暑さも、ここまでくると生命の危険を感じます。
11日に熱中症で搬送された人は1266人。

夏は元気に外遊びと言うのは、もう昔のことになるんでしょうか?
今は、夏の日中は家の中で過ごすことを、切におススメしたくなります。

人は気温の上昇などにより体温が上がると、
発汗して、その汗を蒸発させることで身体を冷却します。
また、毛穴や血管が広げて皮膚の血液量を増やし、
身体に籠もった熱を対外に放散させて、体温を調節します。

気温が高くても湿度が低い場合、熱は体温よりも気温が低ければ熱は空気中に放散されます。
そして汗を掻くことで上昇した熱を下げることができるので、体温をコントロールできるのですが、
外気温が体温より高くなると、熱の放散が難しくなるため、
発汗による体温調節に頼らなければならないのですが、

湿度が高くなると汗を掻いても、蒸発できなくなるので、
熱は身体に籠もってしまいます。
さらに、発汗により体内の水分が極端に減ると、
今度は心臓や脳を守るために血管が収縮するため、
ますます熱を放散することができなくなってしまいます。

熱中症は、体温調節が効かなくなり、体温が上昇することです。
脱水症状を起こし、症状の悪化は生命の危険まで招きます。
ですから、症状を進行させずに、早めの対処が必要です。

特に体内の水分が少ない小さな子や高齢者は、気をつけなくてはいけません。
汗を掻かず皮膚か赤い、もしくは汗を異常に掻いて青白い皮膚である、
皮膚が乾燥(かさかさ)している、つまんだときにもどりにくいなどがあったら、
脱水症状を疑うべきです。

「頭痛がする」「気持ちが悪い」「だるい」「ふらふらする」などの症状があった場合、
涼しい場所で、身体を冷やし、水分を十分に取ることが必要です。
ただ、汗がたくさん出ると、水分のほかにミネラル分も大量に消失します。
このときに水だけを補給すると、ミネラル(特に塩分)と水分バランスが崩れ、
熱けいれんを引き起こします。
ですから、水分とともに塩分も摂取することが必要です。

市販のOS1(経口補水液)やスポーツドリンクなどを飲むといいでしょう。
ただし、スポーツドリンクは糖分濃度が高いので、
2~3倍に薄めて摂取する方が身体にすばやく吸収します。
また、OS1は家でも作れます。

OS-1
水1ℓ 砂糖40g(大さじ4と1/2杯) 塩3g(小さじ1/2)

とっさのときは、家にあるもので作れますから、お試しください。

また、夏の果物にはミネラルがいっぱい。
スイカ、なし、メロン、キウイなどは、身体を潤し、余分な熱を冷まします。

ただ、食べ過ぎるとお腹を冷やしすぎてしまうので、ご注意。
水分も、常温以下の冷たいものをたくさん摂ると、胃痙攣を起こすことがありますから、
なるべく常温のものを摂るようにおススメします。

2013年7月5日金曜日

夏風邪注意報

もうすぐ梅雨が上がるのかと思いきや、
九州地方はものすごい集中豪雨だし、関東地方は本日ものすごい湿気です。
九州の雨雲が、こちらにもやってくるのでしょうか?
本日の湿度85%!
なんだか低温サウナにいる気分です。

さて、こんなにムシムシ度が高いと、身体の不調を訴える人が多くなります。
夏風邪はその典型的なもので、ただ今、治療院のあたりは熱風邪が流行っています。

夏は陽気の高まりのピークで、活動しやすく気持ちも外へ向きますから、
やる気がみなぎり、行動的になります。
夏の暑さは「暑邪(しょじゃ)」といわれ、暑邪が身体に侵入すると、身体の上部に熱が籠もり、
のぼせや高熱、口の渇き、口内炎、目の充血やそれに伴う痛み、
頭痛、鼻血などが症状となって現れます。
また、「肝」「心」に熱が籠もるとイライラしやすくなります。

現代では、暑さ対策でクーラーや扇風機を多様して、身体を冷やしたり、
強い風を直接身体に当てたりして、「寒邪」や「風邪」を身体に取り込んでしまい、
のど咳風邪や、お腹の風邪や関節痛などを引き起こしたりします。


特に今の梅雨の時期は、これらに「湿邪」が加わるので、症状がしつこくなります。
「湿邪」は、粘着性が高く、その場にいろいろなものを取り込み、
気血を滞らせる性質を持っています。
「暑邪」や「寒邪」「風邪」を取り込むと、
それらが引き起こす症状を悪化させ、長引かせてしまいます。

ですから、夏風邪にかからないようにするためには、
身体の流れをスムーズにさせて、免疫力を高める必要があります。

前回お話したように、湿気をとる食品を食べたり、
それプラス生姜を取り入れて、お腹をあっためると、身体の流れをよくすることができます。

今のこの時期は、身体を動かして中にこもっているものを発散させること。
体操やウォーキングなどで汗を掻くと、それらの邪を身体から追い出すことができます。
また、発散に伴い体力を消耗させますから、睡眠をしっかりとりましょう。

それでももし、かかってしまったら、水分を十分に取り身体を休めましょう。
この時期は、いつも以上に体内の水分を取られてしまいますから、
脱水をまず気をつけなくてはなりません。
汗やおしっこの状態を気をつけてくださいね。
おしっこの量が減ったり、色が濃くなったり、
汗が出ず肌がカサカサしているなどは、脱水の兆候ですから、
特に、小さいお子さんや高齢者の方は目安にするといいでしょう。

東洋医学では、邪を身体から追い出す方法を「汗吐下(かんとげ)」と言います。
字のとおり、汗、嘔吐、下痢(便や尿で出す)のことで、
これらは防衛反応なので、もし症状出たときもむやみに止めないこと。
早くからだの中にはびこる邪やウイルスを身体の外に出すことが、早く良くなるコツです。