2012年8月3日金曜日

日本全国、睡眠不足ですが・・・

こんにちは。
毎日うだるような暑さが続きますが、みなさん元気に夏を過ごしていますか?
毎晩オリンピックも、熱い試合が繰り広げられていて、寝不足になっている人も多いでしょう。
かく言う私も、その一人で、反省、反省。

時差があるとはいえ、毎晩、深夜2時3時というのはこたえます。
翌朝、頭がボーっとしたり、肩こりがひどくなったり、胃腸の調子が悪かったり。
肌の張りがなくて、むくんでしまったり・・・なんてこと、ありませんか?

実際、身体がつらくて、応援をやめて睡眠をとったら、翌日の肌の張りのいいこと!
なんとなく2~3歳若返った気分。
睡眠不足の悪影響をつくづく感じました。

人間は本来、昼間活動するようにできていています。
東洋医学の考えでは、昼間は活動できるように血が全身を巡って、
各器官に栄養やエネルギーを運んで潤しています。
しかし、夜になると、休息期になり、血は、肝(肝臓)に戻り、
全身を巡ってエネルギーと交換してきた老廃物や毒素を解毒して浄化し、
新しいエネルギーや栄養を取り込み、翌日また身体を動かすための準備をします。

その間に、津液という体液が、活動して興奮した各器官を鎮めて、
疲労を回復させたり、不具合を調整して、身体のメンテナンスをします。

しかし、夜遅くまで起きていて、こんな風に応援に興奮させてしまうと、
血も津液も、本来の動きをすることができず、
結局翌日、血は、栄養不足のまま全身を巡らなければなりません。
また、メンテナンスをして、リフレッシュするはずの各器官も、
メンテナンス不足のまま翌日の活動をはじめることになります。

またこの夏は、ご存知のように猛暑で、私たちは毎日厳しい暑さに身体を晒しています。
35℃以上で高湿度の酷暑に、何日も耐えているということは、
それだけの長時間、サウナに入っているのと同じことですから、
身体の負担は、相当なものです。

ですから、この時期はなお更、毎晩きちんと睡眠をとって、
しっかりと身体のメンテナンスをしていかないと、
負担がどんどん蓄積され、暑さに耐えていくことができません。
また、秋や冬になるときに、身体がその変化についていけず、
身体を大きく崩してしまう危険性があります。

がんばる選手を応援したいけれど、まずは、自分の身体が大切です。
くれぐれも無理は禁物。
きちんと睡眠をとり、すっきりした身体で夏を乗り切りましょう。

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