2012年12月14日金曜日

疲れたら空を見上げて

こんにちは。
今年もあと2週間余りとなりました。
ここ何年か、年の瀬に限らずバタバタとしていて、
師走の忙しさを感じないまま新年を迎えているような気がします。

今年もこの年末にバタバタと選挙などもあり、
別の意味で騒がしくなっています。
考えてみたら、中国も、アメリカも、韓国も、そして日本もみんな国の指導者が変わるんですよね。
日本に限らず、世界中がなんだかバタバタして、新年を祝う気分でないみたい。

忙しいという字は、「心を亡くす。」と書きます。
あれやこれやと忙しさに追われて、季節や生活を感じることができないなんて、
なんだか幸せじゃないような気がします。

これからクリスマスや大晦日にお正月。
日本では盛りだくさんの行事が目白押し。
忙しさで目が回りそうになったら、ちょっと立ち止まって空でも見上げてみましょう。

冬の空は、1年で一番空気が澄んで、青空も星空もとてもきれいです。
上を見上げると、胸が広がって深い呼吸ができます。
寒いから、忙しいからといって縮こまって下ばかりを向いていないで、
思いっきり澄んだ空気を吸い込んで、身体中で滞ってしまったものを息と一緒に吐き出しましょう。
胸を広げて肩甲骨を動かすと、横隔膜や肋骨が広がって、肺が伸びやかに呼吸できます。
そうしたら忙しくて煮詰まった頭も、巡り始めますよ。


昨日は折りしもふたご座流星群のピークでした。
澄んだ夜空に、星が流れる様子がはっきりと見られました。
今夜も、若干遅い時間(午前2時ごろ)ではありますが、見られるようです。


でも、冬の空気は冷たくて、乾燥しています。
ウイルスは、このような冷たくて乾燥した場所を好むので、
インフルエンザなどのウイルス性の風邪が流行ります。

そして呼吸器は、滋潤を好み乾燥を嫌いますから、この時期は一番苦手な季節。
しかも、汗をかかなくても、身体はこの乾燥した空気に随時水分が奪われています。
風から身を守るためには、身体の乾燥を防ぐことが一番の予防です。

ですから、「お水のチョコチョコ飲み」をお勧めします。
夏は汗を掻くことによって、ミネラル分も流れてしまいますから、
アルカリイオン飲料や少し塩を足した水などを飲みますが、
冬は皮膚や呼吸から、純粋に水分だけが取られてしまいますので、
お茶やイオン水などでなく、生水がいいです。
もし、冷たければ、白湯がいいでしょう。

そして、夏のようにごくごくと飲まず、少しずつ、口に含んでゆっくりと飲みましょう。
水分がじんわりと身体に浸透して、潤ってきて、呼吸が楽になってきますよ。



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