2013年5月24日金曜日

ツボで若返り!

めまぐるしかった気候の変化も少し落ち着き、
外は初夏の風が爽やかに吹いています。
ホット一息ついたところで、ふと鏡を見たとき愕然としたことありませんか?

「なんて疲れた顔・・・!」

先週お話したように、肌は身体からのメッセージが如実に出る場所で、
特に顔は全身の反応がはっきりでます。
顔が浮腫んで大きくなるとか、顔色が白や青に変わったり
、その日の体調で様相も大きく変わるものです。

これらを根本的に治すには、やはり全身の状態を整えなくてはなりませんが、
身体の一番外側にある場所ですから、肌自体のトラブルも絶えません。

乾燥した空気の中にいたり、日差しにずっと当たっていたりすれば、
それなりのダメージを受けます。
年齢的なものもありますし、そんなトラブルを少しでも回避したいなって思いますよね。

顔には、全身を整えるためのさまざまなツボがあります。

それらを刺激することで、滞った気(生体エネルギー)や血液や体液の流れを整え、
肌自体のトラブルも、身体の中の不調にも、働きかけることができます。


(1)むくみ、くま
四白(しはく):眼球の下、指1本下のところにあるくぼみ。頬の血行を促し、顔の筋肉を和らげ、
         目の下のくまやくすみ、小じわなど、目の周りに良く効きます。小顔効果も期待。

承漿(しょうしょう):唇のすぐ下のくぼみ。顔のむくみの解消に。
           気血の循環をよくして、肌の代謝を高め、滞りによるくすみやむくみをとる。
           主に、首と顔のむくみに効果的で、小顔対策に期待できる。

(2)しわやたるみ

攅竹(さんちく):左右の眉のそれぞれ最も内側のくぼみ。
          顔と全身のむくみ、目の疲れやたるみシワ予防に効く。
          ゆっくり押すと、目元がすっきりします。

睛明(せいめい):目頭と鼻の付け根のくぼみ。目の周りのシワ予防に効きます。
           疲れ目や充血を改善して、生き生きと輝く瞳を保ちます。
           親指と人差し指でつまむように押しましょう。

(3)くすみ、シミ 

地倉(ちそう):口角の外側。気の巡りをよくして、乾燥した肌を潤わせ、肌をワントーン明るくする。
         くすみ解消とむくみ対策に。

迎香(げいこう):小鼻のよこのくぼみ。鼻だけでなく、皮膚の乾燥を防ぎ、シワを予防し、吹き出物          にもいい美肌ツボ。口の横の法令線が気になるときによく効きます。


マッサージをするときは、指の腹を使ってゆっくりとやさしく押しましょう。
ぐりぐりしたり、爪を立てたりするのは、肌や筋肉を傷めるだけでなく、シワの元にもなります。
呼吸に合わせて、息を吐きながら3~5秒押し、ゆっくりと力を緩める方法で、
3~5回繰り返すのがおススメです。
朝のスキンケア前にすると、お化粧のノリもアップ。
夜のスキンケアの後やお休み前にすると、翌朝の肌が違います。

毎日のツボ押しで、きれいで若々しい顔に。
10歳若返ってみんなをびっくりさせます?

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